2025年9月1日月曜日

言葉だけの撮影案内③ ペイトー・レイク

 コロナ禍の間に駐車場と展望台の改修が行われて訪れやすくなったような気はします。
それでも昼近く、午後になると一般車の駐車場は一杯になってしまうようで付近の路肩に停めている車が見られます。
余ほど混雑しているタイミングでなければここは駐車場に停められると思います。

広い駐車場の一番奥に展望台へ向かうトレイルの入り口があります。たくさんの人が歩いているのでわかりやすいですね。
駐車場の入り口付近にアウトハウスが二つありますが、いつも人が並んでいます。

一般駐車場から展望台までは1km程度でしょうか。上り坂ですが、20分ほどで歩けると思います。
展望台はとても混雑していて他の人が映らないようにスナップを撮るのは難しいです。少し工夫すると撮れますけど…。

展望台の下には行ってはいけないのだけれど、たくさんの人がトレイルの途中から森の中の踏み跡を通って行ってしまっています。これはやめましょう。行ってはいけません。
この辺りの亜高山には絶滅危惧種の五葉松、ホワイト・バーク・パインが生育していてこれを保護する為に、人が地面を踏み固めないように展望台が作られているんです。

ビル・ペイトーの看板の方に舗装された狭いトレイルがあります。ここを進むとインタープリティブ・トレイルに入ります。
展望台とバス専用駐車場の南側にはループ状になったインタープリティブ・トレイルがあります。
このループ・トレイルの一番奥(南端)からボウ・サミット・ルックアウトへのハイキングトレイルが伸びています。展望台から片道約2.5kmのハイキングは比較的簡単に素晴らしい眺望を楽しめるのでお勧めです。ルックアウト終点から少しだけ奥に上るとボウ湖も見えます。
ここまで足を延ばすなら水筒やトレッキング・シューズ、レインスーツなどがあったほうが安心できると思います。


展望台の下に行かずともハイキング・トレイルの途中からペイトー湖の眺望が楽しめる場所があります。

・ペイトー・レイク・サウス・トレイル
展望台近くのビル・ペイトーの看板からインタープリティブ・トレイルを進みます。40mほどで右に急勾配で下るトレイルがあります。カーブを二つぐらい過ぎると右側に湖の見える岩場があります。展望台のすぐ下の岩場です。岩場に抜ける踏み跡がありますが、踏み込まないように倒木などをおいてあるかもしれません。この岩場ではジリスナキウサギが見られるかもしれません。

・Googleマップで展望台周辺を見ると展望台とバス専用駐車場の南西350mほどのところに岩場が見えます。ここに行くことができます。おそらくレイク・サウストレイルの古い一部が残っているのだと思います。
ただし、このトレイル周辺はたくさんの踏み跡があるので方向感覚の良くない人は迷うかもしれません。
展望台近くのビル・ペイトーの看板からインタープリティブ・トレイルに進むところは同じです。もう少し先の方へ行くと舗装されたインタープリティブ・トレイルが三叉に分岐します。小さな緑色の案内看板があります。
左はすぐ傍のバス専用駐車場へ。真ん中と右のトレイルがループしているインタープリティブ・トレイルです。真ん中の道はボウ・サミット・トレイルへと案内されています。
三叉の右の道を進むとすぐに、さらに右の林に入る踏み跡があります。他にも踏み跡はいくつかありますが、これが比較的わかりやすく近いトレイルです。
この踏み跡に入ったら、ほぼまっすぐ進むイメージで他の踏み跡を右や左に入らないように進みます。昔のトレイルサインの後だと思いますが、茶色い50cmぐらいの高さの木の杭があれば道は合っています。
ハイキング・トレイルの状態をそのまま進むとほどなく右手に湖が見え始めます。さらに進むと開けた岩場に出ます。ここが湖の眺めがきれいに見える場所です。
どちらかといえば、こちらの方がおすすめです。

ところで、湖の名前の「ペイトー」は Ebenezer William Peyto という人物の名前から名付けられています。彼の名前の正しい発音は “𝘗𝘌𝘌 𝘵𝘰𝘩” なのでカタカナで表記するならば、「ピートー」が正しいでしょう。

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