2009年2月28日土曜日

お弁当はカップ麺

数年前の初夏の頃、鳥が盛んに囀るこのメドウに来たことがあります。それから何度か訪れようとしましたが、もともと道らしい道(トレイル)もないので途中であきらめること数回。街や道路からそんなに離れているわけでもないのに、地図とコンパスを用意してちょっとした冒険気分です。

木漏れ日に舞う雪が美しいスプルースの森をぬけ、無事にメドウにでました。
ランチはカップ麺、暖かいものがほっとしますね。確かに…。 メドウの様子。時折、風で揺れる木が軋む音が聞こえます。 ギンザンマシコ(Pine Grosbeak)のペア。 クロップしてます。 カナダコガラ(Boreal Chckadee)。これもクロップしてます。

2009年2月22日日曜日

フクロウ探検隊 その2

冬のバーディング。田中さんと、彼を師匠と仰ぐ?!メンバーとフクロウ目当ての探鳥に出かけてきました。この辺りは、たくさんの種類が越冬地とするバンクーバー周辺に比べるといかにも見られる種類は少ない…。でもそのひとつひとつの種がとても楽しませ、興奮させてくれます。カラフトフクロウを初めて見たときの感動は今でも忘れられません。
今回、カラフトフクロウにお目にかかることはできませんでしたが、充分興奮し、楽しんできました。

まずは、オナガフクロウ(Northern Hawk Owl)。
フクロウのくせに昼間によく活動する。名前の通り尾が長く、飛ぶ姿はまるでタカのようなフクロウ。木の梢にとまっていますが、写真を撮るために近づいてもあんまり逃げません。じっくり、ゆっくり観察、写真撮影にはもってこいのフクロウです。今回はこの画像だけクロップしていません。

木の梢から急降下…。
ハイタカ属(Accipiter)の飛ぶ姿によく似ています。
やはり、タカの様に羽ばたく。
そしてシロフクロウ(Snowy Owl)。 ツンドラで繁殖する北の鳥ですが、カナダ中央部の平原やバンクーバー近くの海岸で越冬するものがいます。夜間の方が活発な様ですが、昼間も見ることができます。
個体差もあるのでしょうが、一般的な猛禽同様に非常に敏感で、近づきすぎるとすぐに飛び去ってしまいます。観察にはスコープ必携です。前々回のように地面に降りていることも珍しくないのですが、やはり高い木や電柱に止まっていることが多いようです。

電柱の天辺からふわりと浮いて…。 急降下…。 さらに降下…。 地面から2~3mぐらいの高さをスゥーと飛んで行きます。車がよく通る道路だけはさすがに高く飛び越えていきますね。
もうひとつ、写真に収めるのはなかなか難しいユキホオジロ(Snow Bunting)です。小さな群れで雪面に降りていることが多いですね。

3月になるとワシミミズクが巣作りにはいるし、まだまだシロフクロウも見られます。森を離れて平原をひた走る週末がもう少し続きそうです。

2009年2月18日水曜日

また、シロフクロウ

久しぶりにダウンジャケットを丸めました。(ジンクスです。)
今週はWintergreen田中さんたちとフクロウ探しに行く予定になっているのですが、せっかく有給をとったことだし、やっぱり出かけてみました。これは抜け駆けではなく、勇み足でもない…と思う。しいて言えば下見です…。
鳥見やハイキングの“遊び”に行くときは、お弁当は自分で作るのが基本なのですが、(珍しく)奥さんにおにぎりを作ってもらい、忘れずにスコープを積み込んで、いざ出発。

鳥のブログに載った情報を地図に書き込んでまとめたものを実地に検証してみました。結果、残念ながら純白のオスを見ることは叶いませんでしたが、2つの場所で3羽を見ることができました。
ユキホオジロ(Snow Bunting)の小さな群れもいくつか見かけました。

第一フクロウ、なんちゃってデジスコで撮影。

第一フクロウから少し離れた場所でハトが襲われた跡を発見。フクロウかな?

第三フクロウ。これはクロップしてます。第二フクロウは飛ぶ姿を見ただけでした。
テリーさん、かなり確率が上がってきましたよ。今度行きましょうね。

2009年2月9日月曜日

満月

500mmとか600mmのミラーレンズの記事を見ていると、“鳥や月を撮るのに良い。”という話がよく載っています。ふと外を見てみれば明るい月…。今日は満月です。スコープとコンパクトデジカメのデジスコもどきで満月を撮ってみました。

思わず吼えたくなるような…。

散歩

お散歩です。
シロフクロウを探しに行くつもりだったのに…。
ガレージのドアが壊れて開かなくなるというなんともしまらない(閉まった?)話です。車が出せないので、ホッケーの試合にも行けず、悔し紛れにフクロウ目撃情報の整理なんぞをしてみました。
外はお天気が良いのに寒すぎず、心地よい陽気の日が続きます。

氷は解け始め…。

クリークの水は澄み。

陽は輝く。
コガラとカササギの声がにぎやかです。

2009年2月2日月曜日

フクロウ探検隊

 然したるあてもなく平原を走り回ること。それがシロフクロウ探しです。空振りに終わることも珍しくなく、“鳥は羽が生えてるからね~”とうちの奥さんにはよく言われてます。

 今回は珍しく、家族総出のフクロウ探検隊となりました。
 何のことはない、携帯ストーブでお湯を沸かしてカップラーメンのランチを外で食べるというwintergreen田中さんの技(?)にあこがれた子供たちが一緒に行きたがった(食べたがった?)だけでした。
 例によって自分でおにぎりの弁当を作り、子供のカップラーメン(キムチ味が好き)を用意し、いざ出発したのですが…。

 見つけましたよ。今日も。純白のオスではありませんでしたが…。今回見た2羽は共に農場の真ん中に降りていました。微妙に起伏のある農地の中の少し高く丘になったような場所を選んでいるようでした。
 これが見つけにくいの何の…っとここでスコープを忘れたことに気づきました。用意周到だったはずが、あわれスコープはガレージに置き去りに。…というわけでまたもや画像は証拠写真程度にとどまることになりました。

 75mm((APS-Cなんで実質120mmぐらいです。)で撮影。実際に見ているとこんな感じです。どこにシロフクロウがいるかわかりますか?これじゃわかんないですよね。
 1羽目は少しでも近づこうとすると(結構な距離があるのに)すぐに飛び立ち、少し離れた場所に降りたちます。小1時間は遊んでくれました。

 これで300mm(同480mm換算)です。 これはクロップしてます。ちょっとあまいですが…。やはり飛ぶ姿が美しい。
 今回の教訓、電柱の上ばかりを見れば良い…というわけではない。 来週も行くよ!…多分。





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