目指すはカリフォルニアスズメフクロウ(Northern Pygmy Owl)です。フィシュクリークの西端でよく目撃されています。シロフクロウ同様に昼間に主に活動するフクロウとはいえやはり朝なら早い方が良かろうと夜明け前から出発です。(といっても夜明けが08:00過ぎですが…。)
夜が明けてもどんよりと曇った空の下、例によってアメリカコガラやムナジロゴジュウカラが寄ってくる小道を歩いて見ましたが、残念ながらフクロウは声も聞こえません。
それならばと先週は行かなかった南の方に向かってみると、ラングドンの南で離れた場所を飛ぶシロフクロウを発見。しかし写真も撮れず、遠く南へ飛び去っていきました。
この辺りでは冬鳥のケアシノスリ(Rough legged Hawk)が電柱の天辺に留まっていました。 北へ向かうか南へ行こうか迷ったT字路でアメリカワシミミズク(Great horned Owl)を発見。夜行性のこのフクロウは昼間、保護色を利用して木の枝にじっと留まっています(Roostといいます)。ほぼ人間と同じぐらいの大きさの眼球には明暗を感じる桿体細胞が多く、暗がりでもよく見えるようです。円筒形の眼窩に入った眼球はキョロキョロと目だけを動かすことができないので柔らかい首をくるりとひねって周りを見回すのだそうです。羽角と黄色い目に注意が向きがちですが、よく見ると顔はこちらを向いてますが、身体は背中側です。昼食はお決まりのカップラーメンでした。