2011年1月25日火曜日

Hockey night

 カナダに住んでずいぶんと経つのに NHL のゲームを見に行ったことがありませんでした。以前はホッケーそのものにあまり興味がなかったせいでしょうね。
 子供たちがホッケーを始めたことで、ホッケーが身近になってきました。ルールを覚え、パックの動きが良く見えるようになってくると俄然おもしろくなってきます。

 そんななか、カルガリーでのチケットをいただいて NHLの試合を観戦する機会ができました。なかなか良い席のチケットを2枚いただいたので、一番安い席を2枚追加で買って、いざカルガリーへ。

ゲームの前のウォーミングアップ。試合が始まるまでは近くで選手たちを見ることができます。高い高い(位置が…)場所からの試合。「バスタブの中で小人がプレイしているみたい…」だって。最新の光学10倍ズームは素晴らしい。第3ピリオドはいただいた良い席の方から観戦。カルガリーフレームスの守護神、Miikka Kiprusoff がこの大きさで撮れました。
おまけ
普段は子供たちの試合をリンク間近で見ています。こんな顔をしてるのも見えるぐらい…。この試合で我が家のスタープレイヤーは“Hustler of the Game”という賞?をいただきました。

2011年1月19日水曜日

Solitaire

 まとまった降雪の後に気温が上がったバンフの周辺は数十年に一度といわれるほど雪崩の危険が増大してます。#1ハイウェイはそろそろ閉鎖が一週間ににもおよぼうとしています。
 
 EOS10Dは壊れる、クラウンがとれて歯医者通いが始まる、事務所のサーバーは壊れる、挙句には担当していたツアーが道路閉鎖で大幅な行程変更を余儀なくされるといった具合で、ここんところどうもついてない。
 仕事が忙しいわけではないのにタイミングが悪くて“ケミカル”の皆さんとの遊びでさえスケジュールが合わないという有様です。
 
 今日も本当はフクロウ探しに行こうと思ってたんですが、午前中に少しお仕事がはいってしまって遠出もできなくなってしまいました。

 それでも満月を迎える今日のバンフは良いお天気でした。久しぶりにカメラを持って少し歩いてみました。

新たに雪が積もった山の景色は青空に映えて美しいですね。
気温は下がっていますから、流れの近くの氷の上には霜の花が咲いてます。 カワガラスやキツツキの姿は見られませんでしたが、ハエトリツグミ(Townsend's Solitaire)を見つけました。 南へ渡って行く鳥が多いのですが、この日当りの良い斜面には冬の間の餌となるセイヨウネズ(Common Juniper)がたくさんあります。
縄張りをかたくなに守るこの鳥は、冬の間も確実に見られる貴重な鳥のひとつです。
 Townsend はジョン・カーク・タウンゼンドというアメリカ人のナチュラリストの名前ですね。Solitaire(ソリテール) はフランス語で孤独な人のこと。トランプの独り遊びのことも Solitaire ですね。

 冬の日の独り遊び…でした。

2011年1月2日日曜日

1年の計

 この元旦はツアーで始まりました。ツアーに励めということでしょうかね?何かツアーの企画でも考えてみましょうかね!?
 雲の多いバンフに比べ、アイスフィールドパークウェイは穏やかなお天気に恵まれました。
風の吹かない冬のコロンビア大氷原は珍しい。 カナダでの生活の方が日本でのものより長くなり、今年はついに父の年齢に追いつきます。長男があの頃の自分の歳になります。
  陸生君の作ったベーコンエッグ。
 日本の景気や仕事の内容など自身を取り巻く環境はどんどん厳しくなっていく様です。それでも独りではないし、やさしく包み込んでくれるような自然に囲まれています。


 “昨日はヒストリー、明日はミステリー、今日は贈り物…だからプレゼント” (カンフーパンダより。原典はFDR夫人のアナ・エレノアの詩らしい。)


 今日というプレゼントに感謝しつつ…。2011年 元旦