2009年4月25日土曜日

ミサゴ

春に雪が降る。
そろそろ暖かくなったことだし、スノータイヤを夏のタイヤに交換してっと…。タイヤを交換したとたんに外は雪。大して積もるわけではなかったけれど…。

せっかくのお休みですから、気を取り直して出かけて見ます。
冬に戻ってしまったようなお天気ですが、湖や川の氷も解け始め、帰って来た鳥たちを見ることができました。

ヒメハジロ(Bufflehead)のカップル。…遠い遠い。アビと共にクロップです。
ハシグロアビ(Ccommon Loon)。5月からWhyte Museum で Robert Batemanの展示が始まります。行ってみよう。 道すがら眺めた3つの巣に計5羽のミサゴ(Osprey)を見ました。courtshipからNest-buildingの時期でしょうか。 3つ目の巣では写真を撮る前に飛んでいってしまった…。




2009年4月19日日曜日

ワークショップ参加。勉強、勉強。

IGA国立公園が共同で企画した“Wildlife Crossing-A success story”というワークショップに参加してみました。
Wildlife Corridor(野生動物の生息域と生息域を結ぶ通路。)、そしてUnderpass、Overpass(高速道路に設けられた野生動物専用の地下道、歩道橋)についての国立公園の施策。リサーチの結果などをスライドプレゼンテーションで説明してもらいました。
座学の後は、Abattoir(畜殺所、食肉解体所という意味ですが、ここには交通事故などで死んだ野生動物の死体や身体の部分が保管されています。)に場所を移して、野性動物の屍骸やその一部を調査する様子を紹介してもらえました。

さらに実際のアンダーパスに移動して足跡の調査の実際を教えてもらいました。

主に大型の捕食獣の行動を調査することで、ワイルドライフコリドーやアンダーパス、オーバーパスが機能していることが明らかになっています。
知っているつもりで知らなかったことはまだまだたくさんありますね。

スライドプレゼンテーションの様子。これは休憩中です。

冷凍倉庫の中にはワピチ(Elk)やトナカイ(Caribou)が…。
生物学者のサイモン、どちらが年をとっているシカでしょう?顎の骨です。
テン(Pine Maeten)の屍骸から、シカ、ヒツジ、クマやクーガーの頭と手足などなど。
クーガーの前足と後ろ足、ポールにご協力いただきました。
足跡を調査するために一定の幅で地面をならしてあります。オオカミ1、ワピチ(Elk)多分3、コヨーテ2、人間多分3が通った足跡がありました。調査中だから踏み込まないで下さいという看板があるんですが…。





2009年4月11日土曜日

エボシクマゲラの巣

鳥の声がずいぶん増えてきたような気がします。春ですね。
春休みも残り少なくなってきたので今日も鳥見に出かけてみました。まずはこの時期ならではの白鳥です。まだ解けきらない湖の上で休む白鳥を見てきました。目の横に黄色いマークがあるアメリカコハクチョウ(Tundra Swan)です。 春になって繁殖の為に渡ってくる鳥が増え始める頃、フクロウやキツツキなどの留鳥は子育ての準備に入ります。去年、子育ての様子を動画に撮ったエボシクマゲラ(Pileated Woodpecker)の巣を見に行ってみました。さすがにまだいないのかなぁ~と思っていると“トントントーン”とこもった様な音が聞こえてきます。キツツキのドラミングにしては中途半端な感じでした。しばらく待つと巣穴からクマゲラが顔を出しました。どうやら巣の内側をつついていたようです。
時折、巣の中から嘴でくわえた木屑のようなものを捨てています。お父さんは巣の掃除に余念がないようです。
同じ場所で珍しい鳥を見ました。鳥のブログには時々書き込みのあることは知っていましたが、見るのは初めてのシラコバト(Eurasian Collared-Dove)です。





ナキイスカ

今日のお散歩は子供たちと一緒です。シロフクロウ探しの頃から、彼らと一緒だと鳥見の運についているようです。
早速、赤い鳥が姿を見せてくれました。ナキイスカ(White-winged Crossbill)です。地面から拾った松毬を木の枝に運んで、互い違いになった嘴で上手に開いて種を食べます。なんというか上顎と下顎を横にずらすような動きをしています。

2009年4月9日木曜日

プレーリークロッカス

カナディアンロッキーに春を告げる花ですね。昨年は狂い咲きのように3月末に咲き始め驚いた記憶があります。
今年はまだかなぁ~と思いながら、熊も姿を見せたことですし、探しに行ってみました。

日当りの良い湖の上の斜面に姿を見せ始めていました。ここ数日良いお天気でしたから、花も開き始めた様です。

よく知っているようであまりよく知らない花。Anemone(イチリンソウ属)であったり、Pulsatilla(オキナグサ属)だったりします。
ブログをはじめたばかりの昨年の今頃も記事を載せています。妙な気負いを感じますが…。

リス(Red Squirrel)は相変わらず忙しそうに食べ…。 アメリカキクイタダキ(Goden-crowned Kinglet)は歌は聴けませんでしたが、黄色が鮮やかです。

2009年4月6日月曜日

4月5日 白いカタクリ

今回の家族旅行の目的はビクトリアの友人家族を訪ねることだったんです。
ほんのついでのつもりでの鳥見が思いがけず、楽しめて “いやぁ~来てよかった” などと思っていましたら、またまた見つけてしまいました。

白いカタクリの花です。英語では葉の模様から“Trout(鱒) Lily”、“Fawn(小鹿) Lily”などと呼ばれます。おそらく Erythronium oregonum だと思います。
ビーコンヒルパークの中で カタクリモドキ(Shooting Star )が咲いているのも見つけました。
クローバーポイントでは海辺の鳥たちを見ることができました。
シギ(Sandpiper)の仲間ですが、種までは良くわかりませんでした。クロミヤコドリ(Black Oystercatcher)クロップしてます。

2009年4月5日日曜日

アンナハチドリ

ビーコンヒルパークで今年最初のハチドリを見ました。
春の寒さのおかげでビクトリアでも花の開花が遅れているようです。木の幹に嘴を当てて樹液を飲む様子を初めて見ました。

おそらくアンナハチドリのメスだと思います。

2009年4月4日土曜日

鷲の木

ビクトリアに渡るフェリーに乗る前にシロフクロウがやってくるという場所に行きました。もちろん時期的にシロフクロウは難しいと思いましたが、ここにやってくる機会はあんまりないですから…。 幼鳥を含めたハクトウワシがたくさん見られました。 かなり距離があったので写真には点にしか写りませんでしたが、コミミズク(Short-Eared Owl)の姿も見られました。

道路際の木に止まっていたハクトウワシ(Bald Eagle)。

この木にはハクトウワシ(Bald Eagle)が10数羽もとまっています。
ハイイロチュウヒ(Northern Harrier)が忙しそうに飛び、急降下を繰り返していました。

ちょっとクロップしてみましたが、あまりはっきりは写っていませんね。コミミズク(Short-Eared Owl)。

4月2日 バードサンクチャリ

バンクーバーの近くにあるバードサンクチャリ に行ってみました。 ハクトウワシ(Bald Eagle)が空を舞い、ハイイロチュウヒ(Northern Harrier)が獲物を求めて低空を飛び回っていました。 時間がなくてゆっくりすることができなかったのですが、いろいろな鳥の越冬地になるだけあってロッキーに比べると種類が多いですね。

サンクチャリの近くの畑にハクガン(Snow Goose)の群れがいました。
警戒心が強く、普段あまり近づくことができないアカオノスリ(Red-Tailed Hawk)。