2012年11月26日月曜日

今シーズンも行きますよ、シロフクロウ。

鳥のブログのFacebook版に画像と共に最新の目撃情報がアップロードされるようになってきています。11月に入って、随分と早い時期からシロフクロウを探しに行っている人達がいる様です。グランドプレーリーやエドモントンの北では今年も比較的たくさんのフクロウが見られている様です。ようやくカルガリー近辺でも目撃情報が増えてきました。仕事が暇になって来るこの時期、そろそろ一度出かけたくなってきますね。
そこで、いつもの仲間たちを募ってシロフクロウ探険隊です。サブタイトルはいい夫婦&お誕生日おめでとう記念、純白の君に会いに行こう!!”です。
先週に降ったおかげで雪化粧の平原を走ります.

先ずは最も確率の高い地域から。今シーズンも既にこの辺りで目撃がありました。しかし、残念ながら見当たりません。
天候や気温、時間などの条件で出没が左右されるのか、はたまた、単に道路の近くにいないだけなのか。疑問は増えるばかりですね。
次は目撃情報を元に普段はあまり行かない少し北の方に向かいます。
小鳥の群れが砂利の路面と路肩の枯れ草に集まっています。Redpoll(ベニヒワ)の様です。
さらに進んで東に方向を変えると道路から少し離れた柵に白い塊が乗っていろのをカルさんが見つけました。双眼鏡で確かめるとほぼ純白のオスの様です。デジスコの画像をクロップしてます。
距離があったので車を降りてスコープで見ます。
随分離れていたにもかかわらず、こちらの方を向いていた鳥は私たちの視線を嫌ったのかさらに奥に飛んでしまいました。
別の鳥の群れを発見。ユキホオジロかと思ったんですが、よく見ると先程見たのと同じベニヒワでした。
しばらく周辺を走って探すも新たな鳥はみつからず、帰路につきました。
走行距離、485km。新しくした車の慣らし運転も兼ねてしまいました。
結局1羽だけでしたが、白いオスが見られたのでシーズンの良い幕開けになりました。

2012年11月12日月曜日

11月、冬の始まり。

今年は雪の訪れが少し早いようですね。バンフはすっかり雪化粧で、スキー場も良いスタートをきったみたいです。ツアーの仕事もすっかり落ち着いてのんびりしています。雪と寒さのおかげで閉じこもりがちだったんですが、久しぶりにカメラを持ってお散歩してみます。

観光には寒く、スキーにはまだ少し早いこの季節はとても静かですね。この時季の森を歩くのが好きです。花もないし、鳥も少ないですけどね。
強い風にきしむ樹の音の中にキツツキの木を叩く音を探しながらトウヒの森を歩いてみます。午前中はやっぱり寒すぎるのでしょうか、なかなか鳥の姿も見あたりません。
保育園の裏のアスペンの木立からキツツキのコツコツと木を叩く音が聞こえてきました。セジロコゲラ(Downy Woodpecker)です。頭頂部の赤いオスが枯れたアスペンをつついていました。
少しクロップしてクローズアップ。
寒いせいなのか森の中を歩いていてもリスの姿さえ見かけません。お昼近くになって家に戻り始めるとようやくリスやコガラの声が聞こえ始めました。
枯れた木の葉が風に舞うようにトウヒの根元に姿を現したキバシリ(Brown Creeper)。
アメリカコガラ(Black-capped Chickadee)と共にやって来たマミジロコガラ(Mountain Chickadee)。
帰り道、またもや樹を叩く音がします。ミユビゲラ(Three-toed Woodpecker)が折れたトウヒの木に穴を開けています。
穴を穿つのに一生懸命なキツツキに気付かれない様に静かに近づいてみます。キツツキって突く時に目を瞑るものなんですね。



また、そのうち様子を見に来よう。