2009年6月28日日曜日

アカフトオハチドリ(Rufous Hummingbird)

我が家のフィーダーになんとなく寝癖がついたようなアカフトオハチドリのメスがやって来ています。 この“ねぐせ”ちゃん、ほかのハチドリがやって来るとアグレッシブに追い払います。頻繁に戻っては蜜を吸うわけでもなくフィーダーにとまっています。 別のメスのアカフトオハチドリが近づいた時の“ねぐせ”ちゃんの反応を連続写真で見てみましょう。
毛を逆立てて威嚇しているようです。…でもあまり気にせず、蜜を飲んでいくハチドリもいます。“ねぐせ”ちゃん、追い払います。メス同士の争いの後、オスがのんびり蜜を飲んでいきました。

2009年6月27日土曜日

C. passerinum レディスリッパー

ヒーリーメドウの黄色のカタクリ(Glacier Lily)の群生がそろそろ見ごろでしょうか…。
ちょっと迷いながらもやはりレディスリッパーを見に行ってしまいました。 ここには白いレディスリッパー(Sparrow's Egg Lady's slipper/ Franklin's Lady's slipper)の群落があります。
川の中州にたくさんのレディスリッパーが咲いていました。この付近だけでゆうに百株以上は咲いています。
なんとなくヒツジの頭を連想させるかわいらしい花です。
(Ram's headという名前のレディスリッパーもアメリカにありますが、もう少しグロテスクな感じの花です。)
途中でシロイワヤギ(Mountain Goat)を見かけました。ヤギとは呼ばれますが、ウシ科の1属1種でカモシカなどの近縁です。

2009年6月22日月曜日

父の日

子供たちがプレゼントをくれました。ハイキング用のT-シャツとレディスリッパーの画を描いたカードです。
いつもはハイキング、鳥見や花見にあまり付き合ってくれないのですが、今日は一緒に出かけてみました。やはりレディスリッパーを求めて…、先週は東へ向かったので、今度は西です。
この滝の近くに黄色のアツモリソウが咲いているのを以前に見た事がありました。残念ながら、今回は見つけることができませんでしたけど…。 ロッキーの西側(BC Montaine)に来るとオダマキ(Yellow Clumbine)の花がなぜか赤くなります。次はエメラルド湖へ。ここにはちょっと変わった花が咲いてます。白いラウンドリーブドオーキッド。

ちなみに普通の花はこんな感じです。

多分、黄色と白色のドライアッド(Dryad、チョウノスケソウ属)の交配種。クリーム色の花弁がYellow Dryadのように開ききらずに少し下を向いてます。去年は黄色の花弁でWhite Dryadのように開いているのを見かけたっけ…。子供たちが数えたところ736のレディスリッパーが咲いてました。今がちょうど見ごろのようです。にわか雨に打たれながら、白いレディスリッパーを見に行ってみました。

この株は例年見事な花をつけています。今年も美しい花を見せてくれました。

2009年6月14日日曜日

アツモリソウ(Cypripedium)

6月の花といえばやはり、レディスリッパーが思い浮かんできます。
数年前からこの花の時期になると咲いている場所を訪れることを恒例にしています。
黄色の花(Yellow Lady's Slipper)と白い花(Mountain Lady's Slipper)を見てきました。
2箇所目では例年に比べるとずいぶん数が減っているようでした。
高度に進化した花の形を持つくせに、発芽に必要な養分を持たない種を作るこれらのランは繁殖力という意味では貧弱ですから、降雪量や気温などの影響を受けやすいのでしょうか。
交配も起きるようですね。この蕾は白と黄の中間のクリーム色をしています。

2009年6月7日日曜日

そして、またカラフトフクロウ

カラフトフクロウ(Great Gray Owl)を見るために出かけてみました。
探索をあきらめかけた時、道路のすぐそばに姿を現してくれました。
北米で最大のこのフクロウは主に夜行性で、その大きな翼を羽ばたく時も音がほとんどしません。
路面すれすれを飛び、林の中に消えて行きました。
ぜひこのフクロウを見せてあげたかった…。そんな思い、きっと伝わったのだと思います。 ピントはかなりあまいです。でもこの躍動感、たまりません。

おまけ。ニシモリタイランチョウ(Western Wood-Pewee)だと思う…。