2014年8月30日土曜日

ヴィア・フェラータ体験 8月29日

西部カナダで初めてというヴィア・フェラータがノーケイに作られました。まだまだ試行錯誤もあるようですが、徐々にお客様も増え始めて好評を博している模様です。カツ後藤氏の招待で、このヴィア・フェラータを体験してきました。

ノーケイのビッグチェアにあるロッジで受け付け。もちろんウェーバーも必要です。カウンターに貼ってあるポスターの場所に行きます。観光用にリフトだけの利用も可能。サルファー・ゴンドラの混雑が酷いだけにお天気が良ければ、結構な穴場です。
麓でハーネスやヘルメットなどの装備を用意したら、リフトで登ります。
バンフの街を見下ろすビッグチェア。リフトからの眺めもきれいです。ビストロの下で簡単な講習を受けてヴィア・フェラータに出発。

こんな登りもしっかりと作られた足場とハーネスで確保されているので安心、簡単に登れます。
途中にはこんな吊り橋も作られてます。
こちらはバンフセンターの方の真似して吊り橋の反対側からのパノラマ・ビュー
コースの途中では、ライチョウやオオツノヒツジに会えることもあるようですよ。今日はライチョウが先導してくれました。アオライチョウ(Dusky Grouseだと思う。)の様です。
 ここは足がかりなどを減らしてある場所。ロッククライミングの気分が味わえます。
少し急な場所に来るとバンフの街が背景に…。この高度感がたまりません。ちょっと補正を入れたら色味が変ですか?
ヴィア・フェラータを登りながら見たバンフの街のパノラマ。ノーケイ・ロードってこんな風になってるんだって誰かが言ってた。

バンフの街の景色を背景に登って行きます。

ヴィア・フェラータでの登りを終えるとマウント・ノーケイの稜線に出ます。ロッキーではなかなかできない稜線歩きを簡単に体験できます。
山に登ったら、当然下らなければなりません。下りも結構急な場所があってスリリングです。下りでへこたれる人が多いというのもうなづけます。

ハイキングの後はビストロでくつろぎながら一杯というのがいいですね。あ~あ、ワインを飲めなかったのが残念。美味しいチーズとミートのプラッターまで用意していただきました。

日帰りのハイキングで最高の山岳景観を楽しめるというカナディアン・ロッキーのメリットを最大限に生かしたヴィア・フェラータ。料金以上の価値はありそうです。
高所に対する恐怖を足場やハーネスといった装備で克服できていれば、手軽に登山を楽しめます。体力はあまり必要ないでしょうね。ぜひお試しを…。

家族でキャンプ 8月23日 - 25日

夏休みももうすぐ終わってしまうので、その前にキャンプに行こう。3日間の休みは確保したものの、お天気が芳しくない。予報が良さそうな北に向かうことにしました。ついでに子供たちがまだ行っていないスカイウォークにも寄ろう。

案の定、出発は遅れ、ゆっくりモード。キャンプ場は予約してないけど大丈夫かぁ?と思いながら、ロッキーのヴューポイントの中ではとてもマイナーなバブリング・スプリングスで昼食。やっぱり誰もここには来ないなぁ、貸し切りだ。
目的地に到着。ビジター・センターでおすすめキャンプ場を聞いてみる。センターの窓からはこんな景色。
無事にサイトも決まって、キャンプファイアと夕食の準備。陸が買ってきた薪は見事に湿っていて、割れない、燃えない…。“アチョー”という声が聞こえてきそうなへっぴり腰ではある…。
夕食の準備中に優さんとお散歩。一応、釣り道具も持って来たんだけどなぁ~。この池にはニジマスが放流されてるらしい。
キャンプサイトで記念撮影。誰かさんが目をつぶってしまったので撮り直し。

2日目は近くを少し歩いてみました。ルックアウトまで登るとなかなかの景色。ここでFacebookに貼ったジャンプの写真を撮りました。ついでに子供たちも飛ばしてみると、普段の写真でははにかんで写っているばかりの優さんのジャンプが結構良かった。
ここにテントを張りたいなどととぼけたことを言ってます。

仕事で通ってる場所なんだけど、自分以外は来たことがなかったんで、帰りにスカイウォークに寄り道。怖がってせっかく来たのにスカイウォークに近づこうとしない輩が若干2名。なんとかごまかして写真撮影。お客様の写真を撮るときには手を挙げてもらいます。どこにいるかわかんないでしょ。
こっちなら落ち着いて撮れるのか…。
そして、帰りの車内では爆睡。テントの中が寒くてよく眠れなかったからね。(笑)
疲れたけど、楽しかったよね。夏の間にキャンプには出かけたいよね。たった一度でごめんね。

2014年8月8日金曜日

恐竜少年と行くドラムヘラー 7月31日 - 8月4日

久しぶりにドラムヘラーへのツアーに出かけてきました、しかも4泊…。恐竜好きの少年とご両親のツアーでティレル博物館や州立恐竜公園でのプログラムなどを含めた盛りだくさんの内容です。

成田からの直行便でカルガリーに到着した後、まずはモールで軽食。それからドラムヘラーへ。下調べも万全で、世界一大きなT-Rexに向かいます。

2日目はゆっくりティレル博物館を見学する日。少年は骨格標本を見ながら肉付けしたスケッチを描くらしい…。おかげでこちらも久しぶりにゆっくり見学させていただきました。
夏休みで賑わった館内では化石標本をきれいにするデモンストレーションが行われています。セントロサウルスの化石、これやってみたいですねぇ。
2007年に見つかった新種の海生爬虫類、アルバートネクテスの展示。
ずっと改装中だった植物園ではジェラシック・パークのような細かいミストが常に吹き出してます。

博物館を見学した後は少しまわり道をして観光。Bleriot Ferryでレッドディア川を渡る。
Orkney Lookoutからレッドディア川の景色を眺める。

3日目はティレル博物館でのプログラムに参加。午前はThe Dig Experience。古生物学者が化石を発掘する方法をまねてみる。
午後からはFossil Casting。さすがティレル、本物の化石から取った型を使って石膏のキャストを作ります。
おまけで、Rapor Assembly。ドロマエオサウルスのキャストを解説を加えながら組み立てていきます。参加している子供たちが交代で手伝うのですが、少年、残念ながら呼ばれず…。
片付けを近くで見てたら、お片付けを手伝わせてくれました。良かったね。

4日目は州立恐竜公園へ。午前はFossil Safari、午後はバスツアーで過ごしました。このバスツアーもかなりインパクトのあるものですが、少年はSafariでの化石探しをもっとやっていたかった様です。化石探しに向かっていくところ。
本当にたくさんの化石が見つかります。

最後の日、カルガリー空港にて。手にしている恐竜のフィギアは羽毛の生えているヴェロキラプトルのもの、かなりマニアック…(笑)。

フィリップ・カリー博士と撮った写真、少し羨ましかったよ。素晴らしい発見のできるような古生物学の研究者になって下さい。楽しいツアーをありがとう。

2014年7月24日木曜日

ヘレン・レイクのハイキングより 7月15日

山火事の影響で景色が霞むのが少し残念でしたが、快適なハイキングを楽しんできました。雄大な景色と気になる花を少し…。

メドウの池にリュウキンカ属(Mountain Marsh-Marigold)
同じ場所で、タカネツメクサ?それともノミノツヅリ?小さな小さな花です。
湖から少し登ってヘレン・サミットへ。途中にトウヒレンの蕾(Dwarf Saw-wort)
裏側には雄大な景色が広がります。

ドロミテの岩がそそり立つ、迫力の景色。
これはやはりArctic Willowだろうか。
サーク・ピークとチョウノスケソウ(White Dryad)
そしてこれもまた小さな花。Northern Fairy Candelabra

この頃、小さな花にばかり目が行っている気がする。

2014年7月15日火曜日

久しぶりのオハラ 7月11日

今シーズン初めてのレイク・オハラ。さてどのコース行こうか。
10時半のバスだったし、お花も見たいお二人だったので、オハラのコースの中でも特に久しぶりのレイク・マッカーサーへ。地元の人たちには一番"青い"湖として人気の場所ですが、個人的にはオエサの方が好きなんであんまり行ってなかったんです。まだ凍っているといわれましたが、それもまた一興。
花の写真をたくさん載せておいてほしいというリクエストをいただいたので、今回は花図鑑でいきます。
キンポウゲ科キンバイソウ属(White Globeflower)
キンポウゲ科イチリンソウ属(Western Anemone)
キク科フキ属(Sweet Coltsfoot)
スベリヒユ科(Western Springbeauty)
ツツジ科(Northern Laurel)
ユキノシタ科チャルメルソウ属(Mitrewart)コチャルメラソウの仲間
エゾノチチコグサ属(Wooly Pussytoe)
バラ科タテヤマキンバイ属(Sibbaldia)
ツツジ科イワヒゲ属(White mountain Heather)
ナデシコ科マンテマ属(Moss Campion)
今回、ご案内したえとうご夫妻。
 チョウノスケソウを撮る、写真係のご主人。
そして、メモを取る奥様。
マッカーサーへ向かう道でも足どり軽く。
氷の浮いた湖の景色も楽しんでいただけた様です。
キンポウゲ科イチリンソウ属
 バラ科キジムシロ属
今回はお天気に恵まれて何よりでした。