2015年6月28日日曜日

父の日でしたね。

6月21日は父の日でしたね。
シーズン初のお仕事ハイキングを終えて帰宅すると次男坊がマッサージをしてくれました。

翌日の月曜日、お天気もよさそうだったのでダメ元で長男をハイキングに誘ってみました。最近めっきり口をきいてくれなくなったような気がしていたのに父の日だったから付き合ってくれるみたい…。
サーク・ピークにフェアビューと少し大きくなってからは頂上を目指すなら付き合ってくれていました。登りがきつくなるとへばってしまって遅れていたのに…。
今回は登りのペースは好きに任せるよって、歩き始めたら、早いこと、早いこと。ずいぶん成長したんだなぁっと息が上がりながら感心しました。

途中の雪崩の後の雪渓を超えるリク。
仕事だと湖までしか来ないけど、今日は峠を目指そうか。
湖とピークの名前はエッフェル塔に似てるから。そんな風に見える?
あそこが峠だよ、でもまだ雪が多いねぇ。
 
やっぱり途中でトレイルが雪に隠されてしまいました。そのまま登ってもよかったんだけど、また今度、峠には行こうよと、途中で昼食にして聞き返すことにしました。
お昼休憩の場所から、テンピークスの絶景を望むリク。さすがに写真を撮ってたね。
父子二人で記念撮影。
どんだけうれしいか…。

コンデジだけど花を撮ってきました。
雪渓の近くのウェスタン・アネモネ
湖に向かうまでの日当たりの良いトレイルにインディアン・ペイントブラシ
ガレ場にはスコーピオンウィードがたくさん咲いてました、例年より早い。ハゼリソウ属。
これも雪渓の近く、リバービューティ。ヒメヤナギランの花。
テンピークスの絶景を背景にモス・キャンピオン。マンテマ属。
往路ではまだしぼんだ感じだったスプリング・ビューティが帰路には全開。
マーモットがあっちこっちで、たくさん姿を見せてくれました。

また、一緒にハイキングに行ってくれると…。バックカントリーのキャンプにも行こうって…。
こんなハイキングを一緒にできるなんて、一緒に酒を飲めるなんて…。

























父さん、僕はあなたよりはるかに幸せかもしれない…。

2015年6月27日土曜日

6月の花々

エドモントンに来ています。女子サッカーのワールドカップ、準々決勝が今日行われました。なでしこが勝ったのはいいんだけれど、出張があと5日延びました。

かなりやっつけ気味ではありますが、6月に撮った花をアップします。ブログが滞りがちだし、エドモントンの夜は長いし…。

ブルーアイグラス
 ブルーフラックス
 ブラクティッド・オーキッド
 ムシトリスミレ
 ブルー・クレマティス
オダマキ
Five-leaved bramble、なぜかこれだけ英語。キイチゴの仲間です。
ハコベの仲間だと思う、後で調べます。
ズダヤクシュ
マウンテン・レディ・スリッパー
オレゴン・グレープ
白いペイントブラシ
クィーンズ・カップ
チゴユリの仲間
ラウンド・リーブド・オーキッド、このランは日本にないでしょうね。
ストライプド・コーラルルーツ
スィート・ベッチ、イワオウギの仲間です。
チョウノスケソウ
ウィンドフラワー、アネモネの仲間です。
ウェスタン・メドウルウ、カラマツソウの仲間の雌花
オダマキ、黄色の
イエロー・ドライアッド。チョウノスケソウの仲間、黄色の
イエロー・レディ・スリッパー、本当にカラフト・アツモリソウでいいのか?

2015年6月16日火曜日

カンブリアの大爆発。新種も見つかってます。

NHK特集"生命大躍進"で放送された場所、新たにカンブリア紀の化石が見つかった所へのガイド付きハイキングが始まります。昨年に引き続き、IGA(Interpretive Guide Association)の優待企画に参加してきました。

朝の集合はスタンレー氷河のトレイルヘッド。
1968年と2003年に山火事があった後の再生中の森を歩きます。
所々で立ち止まって、国立公園のインタープリターの解説を聞きます。
この岩壁に見える地層から5億5百万年前の化石が見つかります。研究者たちは崖錐に落ちてくる化石を探すのだそうです。
ここからはトレイルを少し外れて化石を探しに行きます。
化石が周りにたくさん散乱している場所で昼食。そのまま周辺の化石を探します。ヨーホー国立公園のバージェス頁岩の採掘場所のように入場が制限されているわけではありません。でも化石を持ち出したら罰金があるのは変わりませんよ。
マウント・スティーブンで見られる三葉虫よりも小型のものが多いようです。一緒に写っているのはカナダドルの10¢(直径17.5ミリ)です。

前に見つけた人が大きめの岩の上に’化石を置いてくれているのは、他の化石ハイクと変わりません。
これは自分で見つけた三葉虫です。
この人も自分で見つけた化石の写真を撮ってます。
標本を保管している箱が設置されていて、そこからいくつか化石を見せてくれます。
まだ未分類の化石を見せてくれるガイドのシャロンさん。
スタンレーカリスという新種の化石。

こちらはマーブル・サイトがら見つかった新種。
太古の生物が悠久の時を経てその姿を見せる。ロマンです、興味のある人にとっては…。