2013年11月23日土曜日

11月21日 フクロウ探検隊

11月もそろそろ終盤ですね。鳥のブログやフェイスブックにシロフクロウの目撃例が載り始めました。ガイドの仕事はほとんど開店休業状態ですし、出かけてみますか。久しぶりの大雪に見舞われた後、良いお天気になりました。青空に舞うシロフクロウ、期待しましょう。

平原から振り返って見るヘイロールとロッキー。画像では分かりづらいですが、雪化粧の山は大きく見えます。
以前よくフクロウを見ていた場所では昨シーズンはあまり見られませんでしたので、最近の目撃情報を元に昨シーズンの終わりの頃にフクロウを見た辺りを目指します。具体的にはBeisekerという町の近くで、よく行く場所よりは少し北ですね。
こんな景色の中を走りながら探します。
そして最近のお出かけではお約束のようになった忘れ物。なんと今回は双眼鏡を忘れてきました。まったく何しにいくのやら…。まあ、車を走らせながらのシロフクロウ探しではあんまり重要ではないですけどね。スコープも500mmのレンズもあるし…。

例によってワタリガラス(Common Raven)が風にのって飛び、カササギ(Black-billed Magpie)が道の近くを飛ぶばかりでなかなか他の鳥に出会いません。
農家の庭先でヨーロッパヤマウズラ(Gray Partridge)の群を見つけました。今まであまり近くで撮ることができなかった鳥です。

目的地にしていた辺りで見つけましたよ、シロフクロウ。しかもオスです。昨シーズンの終わり頃、道路際にいるシロフクロウに気付かずに飛び去られたことが二、三度続いたので期待の場所では気をつけて見ていましたよ、今年は。

ほとんど雪の塊です。(笑) 近くにフェンスの柵もあるのに雪原で雪だるまの様にたたずんでいました。見えているのは胸の辺りと後頭部です。
充分な距離をおいてスコープで眺めているとそのうちに柵の柱に乗りました。
今シーズンはあまり近づかず、じっくり様子をながめて見ようと思っています。
車が通ると道路際の柱から畑の奥の方の柱に移りました。同じ柱に1時間ぐらいは止まっていたでしょうか。車が通りかかったのを合図のように飛び去って行きました。

もうひとつ、今シーズンの目標は"飛び姿"を撮ること。やっぱり難しいですね。

じっくり眺めていたこともあり、見つけたのはこの1羽に留まりました。まだシーズンは始まったばかりですしね。目撃情報の書き込みによれば、少しづつ個体数も増えているようです。
また出かけてみよう。