2012年4月29日日曜日
春うらら、カルガリーでも鳥を見る。
2012年4月26日木曜日
ミサゴ
日本でも昔から魚を食べるタカとして知られるミサゴは食餌の99%が魚です。ボウ川の流域にはいくつもの巣が作られていて夏になると繁殖の為にやってきます。ここにはまだ1羽しか見られませんでした。オスが先にやってきて場所取りを済ませたといったところでしょうか。
2012年4月18日水曜日
春を探す。
ロッキーで春一番に姿を見せてくれるプレーリー・クロッカス(Prairie Crocus Pulsatilla patens またはAnemone patens)、今年も咲きました。
“毎年、毎年おんなじ花の写真撮ってどうすんの?”ってよく言われてます。どうしてなんでしょうね。繰り返す自然の営みを確かめることで自分も生きてるんだって感じてるんだろうか…。
太陽の黄色を心に、遠い紫の山並みの恩寵をまとい、寒さに耐える毛皮に包まれたクロッカス。やっぱり探しに行っちゃいますね。
さて、次は何かなぁ。
2012年4月15日日曜日
耳を澄ませば…
普段は車で通う場所からの仕事帰り、トウヒ(White spruce)の森で耳を澄ませば何かの気配。初めはリスかと思ったんです、切り倒された倒木の辺り、地面からカサカサっていう音が聞こえてきたので…。
じっと立ち止まり音の聞こえる方を眺めていると倒木の上にメスのミユビゲラ(Three-toed Woodpecker)が姿を現しました。日本では大雪山国立公園にわずかに生息が確認され、幻のキツツキと呼ばれているようですね。他のキツツキに比べると声も樹を叩く音ともにひかえめなんで静かにしていないと聞き逃してしまいます。
倒木をつつくのに夢中なキツツキは周りへの注意が散漫になるのか静かにしていれば、結構近づけるものなんです。それにしても一眼レフのカメラを持ってない時に限って、こういう機会がやってくるものなんですね。
写りはあまり期待できないですが、携帯電話のカメラで撮影しながら、様子をみているともう少し背中が黒い鳥が近くの樹にやってきました。おでこの辺りが黄色いオスのミユビゲラです。近くに立つトウヒの根元をつつき始めました。
画像だけでは小さすぎて分かりにくいので、動画を撮ってみました。途中でカメラが横に動いた先ではメスが倒木の横の辺りをつついています。樹をつつく音が聞こえますか?
バンフではまだ雪が降っていますが、鳥の声がずいぶん増えてきました。22日からは毎年恒例のコミュニティバードウォークも始まります。カルガリー方面の池や湖ではハクチョウの姿がたくさん見られる様になってきました。鳥見シーズンの始まりです。
あっ、熊もそろそろ出没してるみたいです。歩く時にはちゃんとベアスプレーを持ちましょうね。