2012年9月11日火曜日

もう一度、プラトーへ。

 皆さんお忙しそうですが、なぜかお休みになったので前回通り抜けた場所に下見に行ってみました。渡りの途中の鳥を比較的近くで見られるポイントのようです。CFNSのメンバーもフィールド・トリップを行っているようですね。

途中の峠は雪ですね。晴れ始めましたが、風が強くてムチャクチャ寒かったです。
 トレイルヘッドには先客の車が1台。立派な望遠レンズのカメラも見えます。仕度をして車を降りると先客のおじさんも出てきました。私「鷲の渡りを見に来たんですか?」 おじさん「いや、熊をね。あんたスプレーは持ってるの?」 私「いや、今日は持ってきてないけど…。(家をでる時には持とうと思ったのに忘れてた。)」 おじさん「この辺りはグリズリーが多いよ。そこの道で親子連れのグリズリーを見たよ。」 私「ええっ!」 おじさん「去年だけど…。」などという会話を交わしてから、さっさと登り始めました。
歩き始めるとすぐ大きな熊の糞を発見。ちょっとどきどき。
ほんの20分ほどで台地のうえにでて景色が開けてきます。それにしても風が強い。寒い寒い。
南から西、北にかけてのパノラマ画像。
この辺りのモミの木立で風を避ければしばらくがんばれそうかなぁ。ラーメン食べて、暖まってから早々に退散しました。まだ鷲の渡りには早そうですし…。
帰り道。結構暖かそうに見えるんですけどねぇ。ヘイ・メドウの方にもちょっと寄り道して戻りました。
プラトーに向かう未舗装路でエリマキライチョウ(Ruffed Grouse)を見ました。
どうやら、これもハリモミライチョウのメスらしいです。
こちらはメスでしょうね、多分。なぜかメスの画が図鑑にあまり載ってないんですよね。

こちらもハリモミライチョウのメス。
歩きが済んで車を走らせたら、すぐグリズリーの親子が道路に顔を出しました。写真は撮れなかったんですけどね。

ここに渡りを見に行くとしたら、しっかりした防寒具が必要ですね。

2012年9月4日火曜日

偶には田中ちゃんを見習って下見をする。

…というか、今のところ行程にはかすってもいないんですが、クロウズネストまで行ってきました。夏休みも終わり、子供達も学校なので一人でお出掛けです。

1992年に見つかったイヌワシをはじめとする猛禽たちの渡りのルートがカナディアン・ロッキーにあります。キャンモアやカナナスキスでこの渡りが見られるんですが、TheRocky Mountain Eagle Research Foundation の観察は最近、クロウズネスト・パスで行われています。この秋の渡りを見にいらっしゃるツアーがあるのでロケハンだけしてきました。(今のところ、クロウズネストまでは行程に入ってないんですけどね。)

いい機会なんでハイウッドからプラトー・マウンテンを経由してみました。なかなかすごい砂利道でした、お客様と一緒じゃ無理ですね。
クロウズネストの観察ポイントはフランク・スライドという大きな土砂崩れ痕の近くにあります。
観察ポイントのパノラマ画像。右端の峰に登る事もあるようです。1時間の急登を覚悟しなければなりませんが…。
上記のトレイル・ヘッドを確かめに行ってみました。これまたひっどい砂利道で自分の車では行きたくないなぁっていうところでした。眺めの良いところでラーメン・ランチです。
新しいおもちゃ。カルガリーで買ったちびっ子ストーブ(Optimus Crux)。
見たことのない花が咲いてました。ヨーロッパからの外来種のようです。(ムラサキ科Blueweed
クロウズネスト・マウンテンもチラッと見て。
帰り道のハイウェイでイヌワシ(Golden Eagle)が飛ぶのを見ました。ラッキー。
あんまりうれしかったので、あまり良い写りではないんですが、2枚ほどアップ。
アカオノスリ(Red-tailed Hawk)は10羽以上を見ました。これは多分巣立ったばかりの若い鳥だと思います。
画像はありませんが、他にもアレチノスリ(Swainson’s Hawk)やハイイロチュウヒ(Northern Harrier)も見ました。
やっぱり、カルガリーの1泊をピンチャー・クリークかウォータートン辺りに移して、クロウズネストにも行った方が楽しいかもしれません。