2015年9月23日水曜日

秋を歩く、その㈡、9月23日

秋分の日、晴天の中、落葉松の黄葉を見ながらハイキング。
黄葉がピークになるこの頃、お天気に恵まれてラーチ・バレーを歩けるなんて、何年ぶりの事だろう。

いつものようにスイッチバックの坂道をゆっくり、ゆっくり登ってラーチ・バレーに入ると落葉松の木が見え始めます。

眺望が開ければ、雪と氷河を載せた山と黄葉。

逆光を透かして見える“黄”が鮮やか。

青空を背景すると“黄”が映える。

ちょっとモデルさんに佇んでいただきました。

そして、帰り道に氷河と黄葉。

途中でこんな人達に会いました。頼んでもないのにポーズが決まってるところなんぞ、心憎いです。

今日のお気に入りの一枚は落葉松の黄葉の中をはしゃぎながら、飛び跳ねるように歩く少女。

もう少しだけ“秋”でいて下さい。

秋を歩く、その㈠、9月22日。

インディアン・サマーの見本のような見事に晴れ上がった空のもと、お仕事でハイキング。折りしも黄葉真っ盛り、久しぶりに落葉松の黄葉を満喫しましょう。

名前の通り、鏡になった湖に写るビーハイブ、この日の目的地です。

アグネスに写る新雪の山と落葉松の黄葉、そして倒木。

氷河を眺めるポイントでも落葉松の黄色が鮮やか。

レイク・ルイーズを見下ろす場所でジャンプ。

秋分の頃、ランチ・タイムを過ぎてもレイク・アグネスの奥の湖畔には日があたらない。覚えておかないと…。

湖面の輝きと黄葉の木。

黄葉のハイキングは翌日のラーチ・バレーに続く。

2015年9月12日土曜日

雨を歩き、雪に遊ぶ。9月のテント泊

せめて夏の間に一度はテントを背負ってキャンプに行きたい…、そんな風に思うようになったのはいつ頃からだろう。特に今回は“歩いて”いたかった。だから天気予報が芳しくなくても気にならなかった、どこを歩いてもよかった。

またもやWintergreen田中ちゃんにお世話になって、ロックウォール・トレイルを少しだけ歩いてみた。ずっと雨だったけど、楽しかった、とても…。強がりでなく。こんな風に歩いて過ごしてみたかった。どこでもよかったんだけど、ロックウォールに連れて行ってもらって良かった。啓子さんと田中ちゃんの優しさに感謝。
中村の反応は面白くて、なんか不思議と勉強になった。お客様にはいろんな人がいるし…ね。

歩き始めて1時間以上たった吊り橋。情けない顔をしている人は車にデジカメを忘れてきた人です。
時折、雲間から光が差す。ロッキーの東側山麓のバンフと違う植生が楽しい。
滝の上に上がれば、目的のキャンプ場、あと少し。
夕方まで少し奥の峠まで登ってみる。青空が見えればやっぱりうれしい。
そして…、氷河の景色。みんな一緒に氷河をバックに記念撮影。坂本さんの永久貸与三脚が役立つ。


翌日は反対の峠に向かって登ってみる。すれ違った国立公園のスタッフが教えてくれた…。“新しいクマの足跡があったから、気を付けて…”
登っていくとカラマツの生える辺りにクマの足跡。きっとシカを追いかけたんだろう。間にあるのはもちろん私の手の跡ね。
峠に近づけば、雪。孤高の登山家が独り…という絵だね、これは。
これじゃぁ、ロックウォールの岩壁も見えないよね。キャンプに戻ってのんびりしましょう。
そんな時間も大切で、楽しいよ。
周りは雨、でもタープの下で温めたワインを飲んでくつろぐ。笑顔も出ようってものでしょう。

いくつか気になった植物を帰り道に撮ってみた。

赤い実がたくさんなっていた Five-leaved Bramble (キイチゴ属)。
シダ植物、ヒカゲノカズラの仲間。(Alpine clubmoss)
やはり、シダ植物。(Moonwort)

今回は雨だったけれど、ロックウォールにはまた来てみよう。