2010年4月19日月曜日

3番の花とフクロウ

バンフは夏がやって来たような暖かさです。今日もいいお天気でした。
 マミさんから“ Townsendia が咲いてるよ。”と教えられて写真を撮りに行ってみました。
春1番に咲くのはプレーリークロッカス(3月20日の画像もご覧下さい。)。
次に咲いていたのは黄色のアーリーシンクフォイル(キジムシロ属。画像は4月4日撮影。)。
 そして今シーズン3番目に見た花はフッカーズタウンゼンディア(Hooker's Townsendia) です。
 頭花(頭状花)は直径2~3cmほどで、たくさん集まって咲いていなければ見逃してしまいそうな大きさです。日本ではTownsendia属を“ジギク”と呼ぶ様ですね。
 これらの3つの花はいずれも日当りの良い丘の上の南か南西の斜面に見られます。このタウンゼンディアもしっかり日差しを浴びて頭花がきれいに開いていました。


 仕事を終えてからタウンゼンディアを撮りにいって、さらに夕食後にアメリカフクロウ(Barred Owl)を探しに出かけてみました。
最近、鳥好きの知り合い達のブログの“アメリカフクロウを見た。”という記事が気になっていたところ、テリーさんの“つぶやき”に今朝見たというフクロウが載っていたので、我慢できずに日暮れ前にちょっと出かけてみました。  
 あんまり期待してなかった割にシグマの600mmなんぞを付けていったところ…、なんと道路のすぐ近くの木に止まるフクロウに向かって数人がカメラを構えているところに遭遇しました。

 割と近くで(10mぐらいかなぁ。)フラッシュをたきながら写真を撮るカナダ人の若者をものともせず、フクロウは時折首を伸ばしたり、まわしたりしながらも同じ木の枝に止まっています。
 すこし離れたところからこちらも撮り始めるとEOSのシャッター音が気に入ったのか、このフクロウは更に近い木の上にやって来ました。帰りかけていた若者達も思わず戻って来てまた写真を撮ってます。 
 わずか5mほどの距離でたっぷり観察させてくれます。600mmだと近すぎて思わず少し離れた程です。
 若者達が去って静かになった後、地面に降りて獲物を捕るそぶりを見せたりしています。(実際に何か捕まえたわけではなかった様です。)更にもう1羽がやって来て盛んに鳴き声をたてると、2羽とも道路の向こうの林へ、更に遠くの林へと飛んでいきました。
 この間、あんまり近くでフクロウが見られたものですから、(大きなお世話なんですが)テリーさんに電話して呼び出したりしてます。それでやって来てしまうテリーさんもテリーさんですが…。
少しづつ暗くなる中、フクロウの声を聞きながらしばしフクロウ談義をして戻りました。
 お休み無しの1週間(こんなに暇なのになぜか)、素敵な御褒美をいただいた気分です。またしばらくはフクロウ探しが楽しめそうです。

5 件のコメント:

  1. 春先は丈の低い可憐なお花から始まりますね
    ”ジギク”可愛いですね まだ見てないお花が沢山あります

    アメリカフクロウは大きな目をしているんですね
    そしてマフラーをしているような羽模様ですね
    やはり和田先生は大明神です
    ふらっと行って会えるなんて すご~い
    しかも ペアーだったんですね
    私達が行くまで待っていてくれるかしら 逢いたいです
    せめて 本田ファミリーが行くまで待っていてくれると良いですね

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  2. >咲哉さん
    写真になると大きく見えてきれいですね。小さな可憐な花です。確かに…。

    濃い褐色の虹彩が黒い瞳孔と一緒になってつぶらな瞳になっていますね。
    黄色い虹彩の濃淡は摂取する食物のタンパク質の多少に左右されるようですが、この濃褐色しているのは何故なんでしょうね。
    黒い虹彩のフクロウは夜行性で、黄色い虹彩のフクロウは昼行性と書いているブログもありましたけど…。

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  3. バンフ近郊で、フクロウがまだ、みられる。。って事ですよね? ミニミニバンフフクロウ散策。。する夕べがあったら、お誘いください。。。。

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  4. >カルさん
    お宅の裏の辺りで“Who cook for you”という声が聞こえませんか?
    Cave Ave.との間辺りにきっといますよ。そろそろ暖かくなってきたから、また歩いて通勤してますか。きっと声が聞こえると思います。

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  5. 19日の月曜日から、また、徒歩通勤しています。。そうなんですかぁ。。明日から、耳、ダンボにて、歩きます~。。

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