今回の帰省に際して思ったこと、“桜の花が見られるな”でした。田舎の桜は帰省している1週間の間に満開になりました。
駿府公園、巽櫓の桜。
青空の下、花を愛でる。
春の妖精とか春のはかない命(Spring ephemeral)の代表、カタクリの花(Erythronium japonicum)。6年前に帰省した時に初めて日本のカタクリを見ました。今回も見事なカタクリの群生を見ることができました。
カタクリを眺めながら歩いている時にお義父さんが見つけたカントウタンポポ(Taraxacum platycarpum Dahlst)。花の下、総苞が反り返らないのが特徴のようですね。
尾瀬ではゴールデンウィークの頃と思っていたので、今回はまったく期待していなかったんですが、思いがけずミズバショウ(Lysichiton camtschatcense)の花を見ることができました。カナダではミズバショウの仲間は黄色い花(Western Skunk Cabbage, Lysichiton americanus)が見られます。白い仏縁苞は寒さのおかげで先端の辺りが黒ずんでしまってましたけど、初めて見たミズバショウはきれいでした。
ミズバショウの咲く池にはカエルの卵がたくさんありました。岸辺にはいくつものフキノトウが顔を出し始めていました。バンフでは花はまだだろうね。
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