2026年6月29日月曜日

𝘊𝘺𝘱𝘳𝘪𝘱𝘦𝘥𝘪𝘶𝘮 アツモリソウ属の花

谷口先生のツアーを担当したのは何年のことだったろうか。デジタルではない花の写真アルバムが1998年から残っているので、1997年だろうか。平塚先生にお会いしたのもこのツアーの時だったなぁ。

名前を知っていた花といえば、ビーナススリッパーとホワイトグローブフラワーの二つぐらいだけだったのに、野草の花を見るツアーを担当させられて(はじまりがエドモントンだったからなぁ)、リバーサルフィルムで大量の写真を撮っている谷口先生の傍で猛烈に蚊に刺されたことを思い出します。

レブンアツモリの研究をされ、人工繁殖を試みていらっしゃた先生からアツモリソウ属の花を探すように頼まれました。それが花の写真を撮り、植物に興味を持つことになるきっかけでした。

アルバータ州ではCypripedium アツモリソウ属の花は4種が確認されています。
(そのうち C. acaule は残念ながらこの近くには分布していません。)
最も一般的に見られる Yellow lady's slipper C. parviflorum はこのツアーの時にも見ています。
谷口先生に探しておくように頼まれたのは、アルバータ州ではS2(絶滅が危惧される)のMauntain lady's slipper C. montanum でした。
あれからおよそ30年、今ではこれらの群生地を毎年訪れています。
“花の図鑑シリーズ”をこの花で再開したかったんですが…。できそうもないので、概要です。

Yellow lady's slipper C. parviflorum
株が十分に成長すると、茎に二つの花が咲くようになります。
丸く膨らんだ唇弁に虫が迷い込むと受粉する仕組みです。

Mountain lady's slipper C. montanum
こちらが先生に頼まれた花。南部のウォータートンレイクス国立公園によく見られます。
黄色の種よりも少し丈が高いのが特徴でしょうか。

この2種はしばしば同じ場所に混じって生育します。
すると、自然交配によるハイブリッドが生まれます。

Hybrid lady's slipper C. x columbionum
画像ではわかりにくいかもしれませんが、唇弁の色が淡いクリーム色をしています。

Sparrow's egg lady's slipper C. passerinum
もうひとつは“スズメの卵”と称される花です。
「子羊の顔みたいでかわいい」そんな風に言ってたなぁ。


蜜もないのに虫に媒介してもらわないと受粉しないラン科の花は、香りや独特な形に花を発達させます。あの手この手で虫をだまして子孫を残すためです。

不思議でどこかエロチックなランの花に妙にそそられるのは自分だけなのかなぁ。

2026年5月19日火曜日

クルーズの後はビクトリア

 5月13日、ビクトリアに到着。ランドオプションでロッキーへ向かうグループと一緒にここで下船。ブッチャート・ガーデンの観光をしました。

まだバラには早い季節でしたが、青いケシが咲いていました。

翌日にはグループと一緒にカルガリーへ飛んで、今回のアラスカの旅は終了しました。
もちろん不安も多かった旅ですが、良くも悪くも自分のガイドとしての能力がよくわかった旅でした。また呼んでもらえるのなら、行きたいものですね。

アラスカ 5月11日 ケチカン

 ケチカンではネイチャー・ウォークとダンジネス・クラブを食べるツアーをした。
朝の到着で時間に余裕があったので街を一回り。

チーフ・ジョンソンのトーテムポール。アラスカで一番写真に撮られているトーテムポール

クリーク・ストリートは観光客でにぎわう場所。朝も早くからクルーズ船が着いたので開店準備。

クリーク・ストリートを奥に進むと川沿いのトレイルになる。サーモンベリーの花がたくさん咲いてた。

ケチカンといえばサケ。さすがにまだ遡上には早い。

ホエール・パークにあるチーフ・カヤンのトーテムポール。神代曙の桜は姉妹都市の下呂から送られたとか。ちょうど花盛りでした。

花壇にはアラスカの州花のワスレナグサがありました。

バースに戻る道すがら、ケチカンのサイン。

ケチカンを象徴する人たちのロックという像

イーグル・パークのハクトウワシ

ツアーでは温帯雨林を散策。バナナナメクジを持つガイドさん
ナメクジをなめるといいことがあるんだそうな…。

カニを食べた後にカニかごを見に行くボートツアー。ハクトウワシが近くを飛んでくれました。

アラスカ 5月10日 船内

 この日は一日中船で移動。船内では少しだけ寄港地紹介のデスク業務があったけど、のんびり過ごしました。

アラスカのクラフト・ビールではスプルースの新芽を使うのが定番らしい…。
ジュノーでもスカグウェイでもそんなビールがあった。
でも買ったのはデナリのビールやはりスプルース・チップ入り。

この窓が泊まっていたお部屋。

アラスカ 5月9日 スカグウェイ

 スカグウェイではホワイトパス・ユーコンルートの鉄道に乗るのが定番。

小雨そぼ降るスカグウェイに到着。

行きの片道はバスで国境を越えて、帰りは列車で戻るコース。ホワイトパスの辺りは少し晴れてくれてよかった。

国境にある復元されたNWMPの小屋、1トンの物資を持たないと国境を越えられなかった。


帰りの列車の景色

スカグウェイのランドマーク、アラスカで一番写真に撮れられているという建物。

翌日は終日船で移動なのでビールを仕入れて船に戻る。心配だったホワイトパスのツアーも無事終了。

アラスカ 5月8日 ジュノー

 いよいよツアー開始。ホエールウォッチングに行くよ。

昼頃に飛鳥Ⅱ到着

オーク・ベイの船着き場までバスで移動してホエールウォッチングに出発。

幸先よくシャチの群れを見る。なかなかに珍しいと…

トドはそろそろ繁殖期に入るのだろうか。

この後に無事ザトウクジラも見られて無事ツアー終了。
自分では写真が撮れなかったので飛鳥Ⅱ専属のカメラマンさんの写真を買ってしまった。
シャチとクジラとハクトウワシ。いい記念になりました。

飛鳥Ⅱに乗船。何と客室に泊めてもらえることになりました。

夜になってジュノーを出港。スカグェイに向かいます。

アラスカ 5月7日 スカグウェイ

 ジュノーから日帰りでスカグウェイへ下見。珍しく晴れて飛行機からの景色が綺麗。

空港を飛び立つとすぐにメンデンホール氷河が見える。やはり大きい

空から見たスカグウェイ。昨日ジュノーにいたプリンセスが来てる。

スカグウェイはゴールドラッシュの街。センテニアルの像。スクークム・ジムかな

スカグウェイといえばホワイトパス・ユーコン・レイルの鉄道旅。ツアーではこれに乗る。

ホワイトパスまでの片道はバスで行くことになるから、その下見も。
パスをカナダ側に超えた辺りの景色。

パスのアメリカ側、アラスカの看板。

ジュノーに戻って翌日からいよいよツアーが始まる。

アラスカ 5月6日 ジュノー

 この日はジュノー周辺で下見。ありがたい
朝から街の周りを歩いてみる。ツアーとはあまりかかわりのないところばかり…
来てみたかったジュノー。「旅をする木」にでてくる街。

アラスカは雨が多い。霧雨のガスティノー海峡

シー・ウォークを歩いてクジラまで。アラスカ州50周年の記念事業で作られた。

今は亡き古本屋オブザーバトリー

日系人の記憶。空の椅子のモニュメント。


ジュノーはアラスカの州都。スワードの像。

皆さんと合流して下見へ。メンデンホール氷河へ向かう途中のスカンクキャベッジ。

ツアーの多数派はメンデンホール氷河。自分の担当は違うんだけどね。

昼食は有名どころへ、レッド・ドッグ・サルーン。鉱山の道具を洗った水が赤茶けていたからレッド・ドッグ。ワイアット・アープが来ていたとは…。

クルーズ船の街らしく大型客船が着いていた。4000人ぐらい乗れるらしい。
朝に着いて、夜には出航していた。