2009年2月22日日曜日

フクロウ探検隊 その2

冬のバーディング。田中さんと、彼を師匠と仰ぐ?!メンバーとフクロウ目当ての探鳥に出かけてきました。この辺りは、たくさんの種類が越冬地とするバンクーバー周辺に比べるといかにも見られる種類は少ない…。でもそのひとつひとつの種がとても楽しませ、興奮させてくれます。カラフトフクロウを初めて見たときの感動は今でも忘れられません。
今回、カラフトフクロウにお目にかかることはできませんでしたが、充分興奮し、楽しんできました。

まずは、オナガフクロウ(Northern Hawk Owl)。
フクロウのくせに昼間によく活動する。名前の通り尾が長く、飛ぶ姿はまるでタカのようなフクロウ。木の梢にとまっていますが、写真を撮るために近づいてもあんまり逃げません。じっくり、ゆっくり観察、写真撮影にはもってこいのフクロウです。
今回はこの画像だけクロップしていません。

木の梢から急降下…。

ハイタカ属(Accipiter)の飛ぶ姿によく似ています。
やはり、タカの様に羽ばたく。
 
そしてシロフクロウ(Snowy Owl)。
ツンドラで繁殖する北の鳥ですが、カナダ中央部の平原やバンクーバー近くの海岸で越冬するものがいます。夜間の方が活発な様ですが、昼間も見ることができます。
個体差もあるのでしょうが、一般的な猛禽同様に非常に敏感で、近づきすぎるとすぐに飛び去ってしまいます。観察にはスコープ必携です。前々回のように地面に降りていることも珍しくないのですが、やはり高い木や電柱に止まっていることが多いようです。

電柱の天辺からふわりと浮いて…。
急降下…。
さらに降下…。
地面から2~3mぐらいの高さをスゥーと飛んで行きます。車がよく通る道路だけはさすがに高く飛び越えていきますね。

もうひとつ、写真に収めるのはなかなか難しいユキホオジロ(Snow Bunting)です。小さな群れで雪面に降りていることが多いですね。

3月になるとワシミミズクが巣作りにはいるし、まだまだシロフクロウも見られます。森を離れて平原をひた走る週末がもう少し続きそうです。

6 件のコメント:

  1. お世話になりましたー!
    おかげで大満足、感謝。次回もよろしくー。

    呼吸音を感じる画像ばかり。さすがです!

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  2. 明日、日本を発ちます。
    近日中にお供させてください。

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  3. 幸せの鳥を呼んだ和田先生
    この写真を見て幸せのお裾分けを頂こうとする私
    労も無く頂いてしまう私は皆さんの半分ですね
    オナガフクロウとシロフクロウの飛翔シーンはメルヘンの世界ですね
    素敵な写真有難うございます

    けんちゃんさん
    カナダに帰られたら探検隊の仲間に入って
    白い子を見つけて写真をお願いします
    夏休みの宿題は見たいけれど後回しでも良いかな(^_-)-☆

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  4. >田中さん
    こちらこそ、ありがとう。
    今度こそは♂を目指しましょう。
    シロフクロウで白ワイン。
    次までに間に合うか、超望遠レンズ…。

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  5. >本ちゃん
    土産“営業”話、待ってます。
    目がいい割に見られないともっぱらの噂ですが…、ぜひ行きましょう。

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  6. >咲哉さん
    呼ぶ力があるかどうか、本ちゃんと一緒に行った時に真価が問われます。(笑)
    繰り返してばかりですが、シロフクロウの飛ぶ姿が美しい…。
    今度はぜひオスの飛ぶ姿をお届けしたい…。

    そうですね。本ちゃんは宿題終わらせてないみたいですね。

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