2024年6月12日水曜日

6月の花と景色と 7日から10日

 6月は花の季節。少しづつ新しい花が見られるようになっていく。いまだ仕事の方は忙しくならないので、せめてお花を見に行こうと…。お天気も良いことだしね。

ジョンソンレイクにホテイランを見に行く。まだ水の澄んでいるこの時期に水辺を歩くのは楽しい。


アメリカザイフリボク Saskatoon 𝘈𝘮𝘦𝘭𝘢𝘯𝘤𝘩𝘪𝘦𝘳 𝘢𝘭𝘯𝘪𝘧𝘰𝘭𝘪𝘢の花が咲く

森の中に廃墟になった丸太小屋。ひっそりと咲くホテイラン。


今回はRoamバスを使ってきたのでバス待ちの間にフードゥーの方へ行ってみた。
もっとたくさん咲いていると思ったんだけど、今年はホテイランの花は少なめでした。

翌日は夕方から列車の出迎えのお仕事。ロッキーマウンテニアは列車を使ったランドクルーズのツアー。レイクルイーズの駅に到着した列車。

週が明けて久しぶりにコロンビア大氷原観光へ。幸先よくクマさん登場。
グリズリーは最近見る気かがめっきり減った気がします。

クロウフット山と青空。氷河を撮れよ…っと突っこまれそうだね。

ボウレイクの氷もなくなりました。この時期だけの澄んだ青い色。

お客様は良く反応するのね、土筆がたくさん生えてます。

スノーバード氷河。最近特に形が変わり始めた気がして撮っておこうと思いました。
車窓観光で通過する場所なんだけど、この時期は路肩にちょっと停めて眺めます。

この日はアイスエクスプローラーにもスカイウォークにも同行しました。
スカイウォークではシロイワヤギがすぐそばに姿を見せてくれましたよ。

観光の翌日。アツモリソウの開花の様子を確かめにお散歩。そろそろいい感じに咲き始めていますね。次のお休みはアツモリソウを撮りにハイキングに行こうかな…。
Yellow Lady's Slipper 𝘊𝘺𝘱𝘳𝘪𝘱𝘦𝘥𝘪𝘶𝘮 𝘱𝘢𝘳𝘷𝘪𝘧𝘭𝘰𝘳𝘶𝘮 

2024年6月6日木曜日

ティレル博物館と恐竜州立公園 取材の旅

久しぶりにドラムヘラーに行ってきました。
今回は雑誌の取材のお手伝いなので特別なところが見られるかも…

ティレル博物館は普通に入館しても写真撮影はできます。でも三脚を立てたりすることはできないのです。だからメディア用の撮影は一般入場の前に特別に入れてもらいます。

ガラスケースに収まっている標本たちを撮るのに照明の操作は不可欠…、でもなかなかうまくいきませんね。ガラスに周りが映り込んでしまいます。
昨年の10月に登場した“Calli”はカナダで最大かつ最もよく保存されたトリケラトプスの頭骨です。


このゴルゴサウルスはギネスに載っているほぼすべての骨格が残っている標本です。

普段の展示状況だとこんなふうに映り込みのない写真は撮れないんですよ。

開館前の1時間の間に“Calli”、“Black Beauty”、“Borealopelta”をギャラリーで撮影して、

Behind the scene 倉庫とプリパレーションラボの方へ。

この秋に“Fossils in Focus”の展示に登場する予定のモササウルスの標本を見せていただきました。この画像には上半身と折り返して頭の上に来ている尻尾の先端が見えています。

プリパレーションラボにはあのボレアロペルタを7年かけて整えたマーク・ミッチェルさんが働いていました。

彼が触っているのは別のモササウルスの標本ですが、先程の標本の下半身も彼が担当しているそうです。


ラボの中では該当する化石のフィギアを見ながら作業をするんですね。
これはゴルゴサウルスかな?


博物館を出た後、ドラムヘラーの町を俯瞰できる場所というなかなか難しいリクエストをいただきました。

新しくできたRVリゾートから見たドラムヘラーのダウンタウン。

以前からよく訪れている化石屋さんへ。

アルバータサウルスの歯などを売っているのは知っていたのですが、トリケラトプスの頭骨まで本物があるとは…

ちなみにこれ14万ドル(1600万円ぐらいかな)だそうです。


恐竜州立公園に移動して、保護地域に入ることができるバスツアーも参加しました。

プラスティックカバーの下にはハドロサウルスの背骨とあばら骨が見えます。

最初にこれを見た時の驚きと感動は今も感じています。

この周りで化石探しを体験させてもらえますよ。

ここも定番の場所。背景に見える崖からハドロサウルス1体分の化石が見つかっています。

クエリーマーカーが見えます。

保護区内の景色、バッドランド


この時期、野生のネギの仲間なんですが、この花が目立ってたくさん咲いていました。

Prairie Onion 𝘈𝘭𝘭𝘪𝘶𝘮 𝘵𝘦𝘹𝘵𝘪𝘭𝘦

バスツアー終盤に出てくるラクダのフードゥーとピラミッド


この景色と恐竜の化石。恐竜州立公園はいつも新鮮な驚きを与えてくれます。

ロッキーの森の中を歩くのも好きですが、ここは何か別の感覚を与えてくれます。

ダスプレトサウルスはここで見つかっている代表的な肉食恐竜です。

2024年6月1日土曜日

カルガリーへお出かけついで

オンラインオーダーしたズボンをカルガリーに取りに行く羽目になりました。
それならばとついでに食品類の買いだしをして、さらについでに花と鳥を見に行ってきました。
マーケットモールから韓国系スーパー、酒屋にウォルマートと買い物をこなして、帰り道にまず花から。

グレンモアランチ州立公園の景色。

目当ての花は、Yellow Lady's Slipper 𝘊𝘺𝘱𝘳𝘪𝘱𝘦𝘥𝘪𝘶𝘮 𝘱𝘢𝘳𝘷𝘪𝘧𝘭𝘰𝘳𝘶𝘮 
アツモリソウの仲間
特徴的な唇弁が小さな靴の様でかわいらしい花です。
この周辺ではここが最初に咲くだろうと…
5月が寒かったせいかまだあまり咲いていません。蕾がようやく膨らみかけてきたというところ。二株だけ咲いている花を見つけました。

近くにはいくつかの花が見られました。バンフでも春によく見られるスミレ。

Smooth blue Beardtongue 𝘗𝘦𝘯𝘴𝘵𝘦𝘮𝘰𝘯 𝘯𝘪𝘵𝘪𝘥𝘶𝘴 イワブクロ属

Star-flowered false Solomon's seal 𝘔𝘢𝘪𝘢𝘯𝘵𝘩𝘦𝘮𝘶𝘯 𝘴𝘵𝘦𝘭𝘭𝘢𝘵𝘶𝘮 
マイズルソウ属

この花はよくわからなかったのでFBグループに尋ねてみました。
Great Plains bladderpod 𝘗𝘩𝘺𝘴𝘢𝘳𝘪𝘢 𝘢𝘳𝘦𝘯𝘰𝘴𝘢 
属名の日本語名は見つかりませんでした。

時期的に一番たくさん咲いていたのがこの花。
Golden bean 𝘛𝘩𝘦𝘳𝘮𝘰𝘱𝘴𝘪𝘴 𝘳𝘩𝘰𝘮𝘣𝘪𝘧𝘰𝘭𝘪𝘢 センダイハギの仲間

去年は同じ時期にもう沢山咲いていたのに…

そして鳥を探しにグランドバレーロードへ。これはワイルドキャットヒルへ上る道。
道の両側は牛の放牧地です。ここには猛禽たちが良く姿を現します。Red tailed Hawk アカオノスリが3羽、ソアリングしていきました。

鳥を探しに来る勘は悪くないのですが、望遠レンズでの撮影はかなり錆びついてますね。
飛んでいるノスリたちはいい写真が撮れませんでした。

カラスたちの集まりから少し離れた場所にBald Eagle ハクトウワシがいました。
かなり距離が離れていたのですが、車を降りて撮影を始めるとこちらから離れるように飛び立ちました。
このハクトウワシが降り立った場所にはもう一はワシの幼鳥がいました。

ワイルドキャットヒルでは♂のブルーバードも2羽見つけたのですが、撮影はできませんでした。もう少し練習が必要みたいです。