2011年11月7日月曜日

Phantom of the North

 珍しく11月になってから、6日間のツアーでカルガリーやエドモントンの街を回ってきました。久しぶりにガリー大学に行ったり、エルクアイランド国立公園でバイソンを見たり、エドモントンでセグウェイに乗ったりとしんで(?)きました。
 バンフが
1年中で一番静かに
る時期ですから、しばらくガイドの仕事は開店休業状態になりそうです。

…となれば気になるのカラフトフクロウ(GGGreat Gray Owl)です。バンフセンター周辺に姿を見せている鳥はどうやらまだ若い鳥らしく、しばらく目撃情報が続いています。これまでは、わざわざカルガリー近辺まで足を伸ばしてこの鳥を探していました。バンフで見られるならそれに越したことはないですね。

目撃情報を聞きかじった限りでは、バンフセンターから墓地、ボウ川を結ぶ地域に集中しているようです。子供たちの登校と奥さんの出勤に合わせて一緒に出かけてみました。

“羽が生えてるからねぇ~。”と言われながら出かけきたので、あまり期待をせずに書箱から溜まった郵便物を出して、抱えたまま目的の辺りにいてみます。するとどうでしょう、飛んできましたよ、音もなく。車で走り回ってのが馬鹿らしいくらいにいともっさりと姿を見せてくれました。(これが世にいう大明神パワーだろうか?!散歩で通りかかる人も少なく(-14℃ですからね)、じっくりゆっくりと写真を撮らせてくれます。

 遠くから聞こえるリスの声やカササギの声に反応しながらきょろきょろ、あっちに行ったり、こっちに来たり。そのうち家の向こう側に飛んで行きました。

大きなカメラを抱えたおばさんや双眼鏡を首から提げたおじさんやらが現れたんでちょと聞いてみたら、ここ1週間ぐらいはよく姿を見かけるらしい。

ボウ川を背景にしたカラフトフクロウ(Great Gray Owl

これトリムとかクロップとかしてません。300mm付けてますけど。こんなに近づかせてれるなんて、感動です。

街のすぐ近くなんです。

そして念願の飛び姿。カッコイイ!!

こんなに近くで見ていても羽ばたく音はまったく聞こえません。

木の枝に音もなく止まっていたら、やっぱり気が付かないよね。

飛び去る時に毛に覆われた足が良く見えました。

さようなら。また、明日。

おまけ。キバシリ(Brown Creeper)。コガラやゴジュウカラと一緒にトウヒの木立を飛び回っていました。このキバシリの画像だけ少しクロップしてます。

7 件のコメント:

  1. おぉ~! カッコイイんでないかい?
    明日も行くの?

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  2. 初めて見たフクロウの足先に…感動です。
    なぜだか、、胸キュン❤しました。

    本当に素晴らしい飛び姿ですねぇ。
    それこそ図鑑の中の一コマのようです。

    私も会える日を祈って。

    “3”

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  3. >田中さん、“3”さん
    朝も午後も出かけてみましたが、ダメでした。
    今日は“忍耐”の日だったみたいです。チンアップで明日も行くよ!!
    そろそろ白いのも気になるね。日本に行く前に一度どう?

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  4. お墓脇からセンターへ続くトレイル。
    右手の森の急斜面を適当に登ってみてください。
    前回はそこで確認できた。
    滑りやすいので、コロバーズなどを持参で。
    白いのはまだ早いんじゃない??(笑)

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  5. >田中さん
    白いのの初見はいつも今頃だよ。エドモントンの近くではもうもくげきされてるらしいし…。

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  6. はじめまして。
    カラフトフクロウを検索していて
    こちらのブログに辿り着きました。

    カラフトフクロウは見た目も性格もユニークで
    一番大好きなフクロウです。
    いつか彼らが大自然の中で音も無く滑空する姿を見るのが
    夢なので、こうやって見られるのが羨ましいです!

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  7. >masumiさん
    バンフの街に現れていたこのフクロウはめっきり目撃情報がなくなってしまいました。この時期は平原のシロフクロウが気になる時期でして、なかなかカラフトフクロウに会いにいけません。
    またフクロウ探検にでかけますから、期待して下さい。

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