2010年11月25日木曜日

フクロウ探検隊 '10-'11 その1、まずはひとりで…

雪が降ったとたんに寒波です。バンフは -35℃まで下がってました。BC州では記録的な寒波らしいですね。
 寒波とはいえ、外はこれ以上はないという晴天です。そろそろ"鳥のブログ"にシロフクロウの出没情報が載り始めていることですし、ここはやはり行くか!仕事も暇なことだし…。
 今シーズン初の"フクロウ探し"にお出かけです。ついでにカルガリーでお買い物も…。
 とりあえず通りがかりにオーガニックのベーカリーカフェでお買い物、ここのアップルタルトがうまいんだなぁ。
 …フクロウ探しのコツ その1、気合を入れすぎないこと。


 まずは Bebo Grove でスズメフクロウ(Northern Pygmy-owl)探しから。昨日よりはましとはいえ -20℃を下回る温度の中、歩いてみます。さすがに訪れる人も少ないようです。
 シロトウヒの林ではいきなりエリマキライチョウ(Ruffed Grouse)の登場です。木の実を食べてました。幸先よいスタートです。
 アメリカヤマナラシの林からは樹をつつく音が聞こえます。セジロアカゲラ(Hairy Woodpecker)が3羽ほど姿を見せてくれました。頭上にやって来たキツツキ。雪が落ちてきました。
 沢(Fish Creek)沿いに遊歩道が整備されていて、快適に歩けます。スノーシューやクロスカントリースキーの跡がありました。コヨーテとシカ(多分ミュールディア)の足跡もたくさんありましたよ。
 ここでのスズメフクロウ探しは連敗中です。目撃情報をもとに探しに来るのですが、いっつも見られません。あきらめかけて戻り始めると、遠くの方を飛ぶ鳥が見えました。始めはキツツキかと思ったのですが、トウヒの天辺に止まった鳥はまぎれもなくスズメフクロウでした。
 惜しいかな、距離が遠くて…、しかもわずかな時間で飛び立って林に入ってしまったので画像に残すことができませんでした。
 …フクロウ探しのコツ その2、あきらめないこと。


 次はもっと近くで見られることを期待しつつ、場所をかえてシロフクロウを探しに行きます。
…とその前にせっかくカルガリーの南の方にやってきたので、ワイン屋さんとチーズ屋さんによっていきます。…その1、その1。

 カルガリーの南ではケアシノスリ(Rough-legged Hawk)が飛ぶ姿を発見。わずか柱に止まるもすぐに飛び去って行きました。Light morph の Juvenile だと思われます。
 次に昨シーズンにかなりの高確率で見られた場所に移動します。いやがおうにも高まる期待!?シーズン初のシロフクロウはいかに…







…いました。
 羽の模様がかなり濃いようですから、おそらく雌でしょう。電柱の上に止まっています。光線の具合が良くなるように南から北に向かった思惑通りです。きれいな姿を画像に収める事ができました。

 近づくとすぐに逃げてしまいます。少し遠めからデジスコで撮影します。電柱の上のフクロウが見えますか?
光学ズームの範囲内。
デジタルズーム使用でクローズアップ。
 通過する車は気にも留めないようで同じ電柱に止まったままでした。ところが、こちらの車をゆっくり近づけるとあっという間に飛び去っていきました。

 今日のところはこの1羽だけでした。寄り道も多かったので少し遅くなってしまいましたし…。
しかし、この白い鳥が雪の平原の上をわずか数メートルの高さで滑るように飛ぶ姿は何度見ても美しいですね。

3 件のコメント:

  1. フクロウ探し、行く~~~~!!。。今年はバンフ越冬組み(!?)の、”3”も、ぜひ、連れ出して下さい。。ワインと、チーズの寄り道も、Sounds Good!!。(??)

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  2. フクロウ探しのコツ その3、
    近づきすぎないこと。 でしょ?(笑)

    青空に映える凛々しいお姿。

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  3. >カルさん
    そのうちに行きましょうね。“3”のバンフ越冬は決まったのかしら…。

    >田中さん
    今回はシロフクロウには近づきすぎてない。
    Rough-legged は近づきすぎかも…。(笑)
    Bebo でPygmy 目当てのじいさんとばあさんと一緒になりました。普段はGusさんと歩いてるんだと。3回目だけど、まだ見られないと言ってました。

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