2010年10月30日土曜日

少しづつ、静かに冬に向かう…

 たまにはカメラを持たず、双眼鏡も持たずに歩いてみようか…。昼には戻って昼食を作ってあげないといけないし…。

 トウヒ(White Spruce)の切り株にはアカリス(Red Squirrel)が食べ散らかした松毬の残骸が残っています。あちらにも、こちらにも。

やっぱり顔を見せたリスは、逃げもせず、3mほど離れた枝の上からこちらを見下ろしています。
アカリスって目が良かったよなぁ。プルーイット(William Pruitt)の本にでてたよなぁ。でもこいつは逃げないなぁ…。ジョギングする人が近づいて来ると樹上高くに消えて行きました。

 トウヒの森の梢からにぎやかな鳥たちの声が聞こえます。かすかに赤い色が見えるような気がする。多分、ナキイスカ(White-winged Crossbill)。トウヒの松毬をひらいて種を食べてるんでしょう。

コガラの声も聞こえてきます。川沿いの大きなトウヒの周りでカナダコガラ(Boreal Chickadee)が飛び回っています。枝先に逆さまにぶら下がったりして…。
アメリカヤマナラシ(Trembling Aspen)にはキレンジャク(Bohemian Waxwing)。小さな群れがやっぱり梢の辺りを行ったり、来たりしています。

 寒さが森を静かにしてしまう様な気がしますが、なかなかどうして、にぎやかですね。


 午後からはハクチョウを見に行きます。
湖の対岸の浅瀬にアメリカコハクチョウとカナダガンが集まっています。春に比べるとちょっと数が少ないですね。
ブラインドからデジスコを構えてみます。画像にしてみると嘴の黄色い点まで良く見えます。400mmではこんな具合です。スコープでみるとこんな風に見えます。ブラインドに向かう途中の新しそうなビーバーの齧り痕。そして、Snowberry(Symphoricarpos albus スイカズラ科)の白い実。 ロッキーは静かに冬にむかってます。

2 件のコメント:

  1. やっぱ Snowberry ですか。
    「シラタマショウタンボク」って和名を載せてるサイトもありました。
    花はどんななのかな? また調べてみます。
    有難うでした。

    返信削除
  2. >田中さん
    雪晃木(セッコウボク)というのが一般的な和名みたいですね。
    かなり地味な花の画像を載せてるところもありますね。
    園芸種はシンフォリカルポスで通ってるみたいです。

    返信削除