2008年6月2日月曜日

ヒメホテイラン



ランの花は受粉を行う昆虫にアトラクトするために独特の進化を続けてきました。
蜜もないのに花の形と香りで虫をだまして花に立ち寄らせます。
野生のランには小さくて可憐な花が多いのですが、近づいてよく見ると少しグロテスクな気もします。
英語での名前は、Venus's Slipper(Calypso bulbosa)。学名のCalypsoはAtlasの娘、ギリシャ語で“隠れること”意味しています。
カリプソ属は世界中にこの種と亜種だけです。

1 件のコメント:

  1. なんと 私は幸せ者 先生のブログに一番乗をさせて頂き有難うございます

    私はホテイランと言っていましたが ヒメホテイランが正式名なのですね
    そして 花の奥には蜜がたっぷりと思っていましたが 香りで虫を寄せ付けるなんて
    悪知恵(笑)いえ凄いセンサーを持った花だってのですね 勉強になります
    本を開くと眠くなりますが この様にして教えていただくと頭に残っています
    感謝感謝です
    次はどんな自然に会わせていただけるか楽しみにしております

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