2011年8月28日日曜日

ピークハント

 夏休みが終わってしまう前に、最近めっきり付き合ってくれない陸を誘ってハイキングに出かけてみました。あんまり“頂上を目指す…”というハイキングは普段からしてないんですが、この山は比較的簡単なスクランブルということだし、ボウレイクを上から眺めて見たいという安易な理由で決めました。陸はピークハントに興味津々な模様だし…。

目指したのはこの山です。

独特の形をしたピークを望みながら歩く。

 いつもの様に遊びの日のお弁当は自分で作ります。今日は、陸もおにぎりを自分で作りました。最近こいつは大食いなので、スープ代わりにカップ麺も追加です。

最後の急登部分。かなり苦しんでいる模様。

頂上です。向かいのちょっと低いピークから陸が撮影。

南側に広がるパノラマ。

この山の名前の元になった北斜面の圏谷と氷河。

陸が写ってるんですが、見えますか?

見たかったボウレイク。陸と記念撮影。勉強はできません、でもやさしいです。ちょっとボーっとしてます、でもまじめです。おかしいくらいに顔は良く似てます。でもくせっ毛はじいちゃんからの隔世遺伝のようです。

相変わらず、這いつくばって花も撮ってみました。

Dwarf Saw-Wort(トウヒレン属)

Golden Fleabane(ムカシヨモギ属)

White Mountain Avens(チョウノスケソウ)

Partridge foot(バラ科)

白のペイントブラシ

Common Stonecrop(マンネングサ属)


2011年8月14日日曜日

夏の夜空を見上げる。

 ペルセウス座の流星群が極大を迎えた夜。カナディアンロッキーは晴天に恵まれていました。ほぼ満月の明るい光のおかげで流れる星はあまり見られなかったけれど、家族みんなで星を見に出かけてみました。

 私は夜空の撮影に皆と少しはなれて…。次男は相変わらず、ママのそばでおしゃべりをしながら…。前回は流れ星に気付かなかった長男は、一人、空を見つめています。

ペルセウス座の方向の空。

北にあるカスケード山。北斗七星と牛飼い座のアルデバラン。

そして、街の向こう、西の空。

ひとつ流れた星を陸が見つけました。

2011年8月8日月曜日

ケミカル+

久しぶりにプライベートで皆とハイキング。いいお天気に恵まれた日曜日、たくさんの家族連れと出会いました。うちの子供たちも無理にでも連れてこればよかったかなぁ。

共に歩いてくれたのは、カメラを向けるとこの笑顔、隊長を務めるこの男と…

自称、猛獣使いのこの姉御です。

こんな道をドライブする間は弾む会話にいろんなヒントやアイデアが飛び交います。帰りはわずかな時間沈没の方もいましたが…。

こんなところで愛想を振りまきつつ。

こんなところも歩いています。

 登りも歩く距離も短く、お花の撮影とお茶の時間は長く、われら “ケミカル+” らしいハイキングでした。(森林限界を超える高さを歩くにもかかわらず、トレイルヘッドが標高の高い場所にあるんです。)

 こんなハイキングがしてみたい方は、Wintergreenにツアーのお申し込みをする際に“ケミカル3+の方と歩きたい”とお申し出下さい。運がよければ、メンバーの誰かが同行して笑わせてくれるかもしれません。

 春先に雪の多かった今年は植物の開花のタイミングもずいぶんと狂ってしまったらしく、予想以上にたくさんの花を見ることができました。どんな風に撮影しているのかは上のリンクから同行二人のブログでごらんいただくとして、この日撮った花の画像を紹介しましょう。

ヒエンソウの仲間(Low larkspur)キンポウゲ科

Anemone occidentalis の実(Towheaded babies)イチリンソウ属

メドウにはペイントブラシなどが咲く。北米にペイントブラシの仲間は150~200種もあるらしい。

Alpine smelowskia アブラナ科

Bracted lousewort シオガマギク属

Mountain forget-me-not ワスレナグサ属

チョウノスケソウ(White mountain avens

Moss campion マンテマ属 高山帯の岩場にこんな風生えてます。これだけの大きさになるまでに何年かかることやら。

花の集まりをクローズアップ。

一つ一つの花はこんな形をしています。

 この花は何でしょう? Alpine harebellCampanula unifloraかな。初めて見た、あんまりこの時期に高山帯までハイキングしてないからかなぁ。

2011年8月5日金曜日

ペルセウス

 画面中央の山の右側に何となく人型の星の配列が見えますか? 北東の空に浮かぶ英雄、ペルセウスです。8月のこの時期は三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群が極大に近づきます。

 このペルセウス座付近を放射点にして1時間に10個以上もの星が流れます。残念ながら、流れる星は画像に残せませんでしたが、1時間弱の間に5~6個の流れ星が見られました。

中央の星座部分の拡大。

メドゥーサの生首を持ち、剣を振りかぶるペルセウスの姿といわれます。線でつないだだけではそんな風には見えませんね。やっぱり…。

いいお天気の日には夜更かしする価値はありそうです。