2024年5月28日火曜日

白いホテイランを見に行く

久しぶりに晴れそうな月曜日。ホテイランが咲き始めたことだし、白い花もきっと咲いているだろうと出かけてみる。 

予報よりも雲が多くて涼しい。トレイルヘッドに咲くフキの花、コルトフット

ロッジポールパインの森をゆっくり歩いていく。陽当たりの良い入り口付近にはいくつか株が見られるけど、思ったほど咲いていないなぁ。

初めてここを訪れたのは10年ぐらい前かな、驚くほどたくさんのホテイランが咲いていた。年によってはトレイルの途中にも白っぽい花が咲いていたこともある。

もちろんホテイランは咲いているのだけれども、まだ蕾も多い。今年の5月は少し涼しかったからだろうか、それとも今年は花が少ないのだろうか。

ロッジポールの苔むす林床にひっそりと妖精たちのスリッパ。

森の中にはまだ他に咲く花もなく、虫たちは蜜もないこの花に騙されて花粉を運ばされるのでしょうか。


3kmほど歩いて目的地に到着。白い妖精はようやく花を開き始めたところでした。まだ開ききっていない白い花がたった3つ。いつもは10個ぐらい咲くのに…。
ここに咲く白変種は赤紫の筋も花萼片のピンクもなく白と黄色だけ。他では見たことがないです。

いつもはここまでであり返すのだけれど、少し足を延ばして滝まで行ってみました。
滝の近くには別の道から来たたくさんのハイカー達がいてにぎやかです。

青空が広がり始めて暖かくなっと森を歩いて戻りました。

ムースメドウから見たパイロット山

たくさん咲くタンポポの向こうにキャスル山

ホテイランの季節はもうしばらく続くので他の場所も歩いてみようっと。

この花の詳細は“花図鑑2ビーナススリッパー”を参照下さい。

2024年5月24日金曜日

5月の花、ほんの少しだけ鳥も

すぐにブログを書くのが難しくなりました。

5月に撮った花の画像を載せておきましょうね。

5月11日 バードウォークにて 

コルトフットSweet Coltsfoot 𝘗𝘦𝘵𝘢𝘴𝘪𝘵𝘦𝘴 𝘧𝘳𝘪𝘨𝘥𝘶𝘴 フキ属

今年はもう4回もコミュニティバードウォークに参加しました。コルトフットは蕾のフキノトウも花も見ることができました。

同じ日に鳥見の後に少し歩いてみました。
バッファローベリー Buffalo berry 𝘚𝘩𝘦𝘱𝘩𝘦𝘳𝘥𝘪𝘢 𝘤𝘢𝘯𝘢𝘥𝘦𝘯𝘴𝘪𝘴 グミの仲間です。
秋になったら赤い実ができます。クマが一生懸命に食べるんです。

5月12日 ジョンソンレイク
カリプソを探しに来たのですが、さすがにまだ咲いてませんでした。

オールドマンズウィスカー 
Old man's Whisker 𝘎𝘦𝘶𝘮 𝘵𝘳𝘪𝘧𝘭𝘰𝘳𝘶𝘮 バラ科ダイコンソウ属

カタクリモドキ Bonneville Shooting star 
𝘗𝘳𝘪𝘮𝘶𝘭𝘢(𝘋𝘰𝘥𝘦𝘤𝘢𝘵𝘩𝘦𝘰𝘯) 𝘤𝘰𝘯𝘫𝘶𝘨𝘦𝘯𝘴 サクラソウ属

5月13日 ケイブアンドベイスン
ミニバスの運転仕事の待ち時間に少し歩いてみました。
オランダガラシ/クレソン 
Watercress 𝘕𝘢𝘴𝘵𝘶𝘳𝘵𝘪𝘶𝘮 𝘰𝘧𝘧𝘪𝘤𝘪𝘯𝘢𝘭𝘦 アブラナ科オランダガラシ属

5月18日 ジョンソンレイク
少し時間ができたので、お天気もいいしお散歩。日当たりの良い斜面では次々と花が咲き始めます。カリプソも咲き始めました。

クマコケモモ  
Common Bearberry 𝘈𝘳𝘤𝘵𝘰𝘴𝘵𝘢𝘱𝘩𝘺𝘭𝘰𝘴 𝘶𝘷𝘢-𝘶𝘳𝘴𝘪 ツツジ科クマコケモモ属
スミレ Early Blue Violet 𝘝𝘪𝘰𝘭𝘢 𝘢𝘥𝘶𝘯𝘤𝘢 スミレ属
こんなふうに株になって咲いているところもあります。

すっかり氷もとけたジョンソンレイクと、ランドル山

5月19日 ラフターシックス
カルガリーに向かう途中に少し寄り道。そろそろブルーバードが来てるはず。
鳥用の撮影機材は持ってなかったのでかなり見づらいです。
ムジルリツグミ Mountain Bluebird


そして今日。HISのオンラインツアー、IKU&MIRUが夕方にあるので、花撮りを兼ねてロケハンしました。カリプソがあちらこちらに咲き始まました。

ヒメホテイラン 
Venus slipper/Fairly-slipper 𝘊𝘢𝘭𝘺𝘱𝘴𝘰 𝘣𝘶𝘭𝘣𝘰𝘴𝘢 ラン科ホテイラン属
ここには白っぽい変種の株が1つあります。
小川のそばにはサクラソウが咲き始めました。
Dwarf Canadian Primrose 𝘗𝘳𝘪𝘮𝘶𝘭𝘢 𝘮𝘪𝘴𝘵𝘢𝘴𝘴𝘪𝘯𝘪𝘤𝘢 サクラソウ属

ひと雨降る毎に木々の新緑が濃くなっていきます。気温が上がればもっとたくさんの花が咲きます。今年はどれだけ撮れるかなぁ

2024年5月12日日曜日

母の日 あなたへ

 お誕生日おめでとう

母の日と一緒ね

まだハチドリは来てないみたい

ビーナススリッパーもまだ

探したんだけどね


話したいことがたくさんあるよ

ごめんね 
ちょっと酔っ払い

久しぶりにヨーホーへ、そして4回目のバードウォーク

 10日の午前中、ヨーホー観光はミニバスの運転手として行きました。

青空の広がるなか、水面に映る山の景色と澄んだ水が印象的でした。縦構図が多いのは水面のリフレクションがきれいだから…

フィールドの町にあるインフォメーションでトイレ休憩。池に映る山と水の色がいい


マウントバージェスがエメラルド湖に映る。

橋のたもとのレストランやはり水は澄む。

ナチュラルブリッジをいつもとは違う角度で。なぜかここだけ水が濁っていました。


翌11日は今シーズン4回目のバードウォークへ。
ボウ川のリフレクション、この後ルーンが大きな魚を捕まえているのを見ましたが、画像は無し。

珍しいタシギの求愛ディスプレイ
ベテランのバーダーたちは鳥を聞くのも見つけるのも早い。

ボウ川の近くにハクトウワシ

バーディングを離れて花の偵察に行く途中でミユビゲラ

白いカリプソが咲くところ、花芽は見えるけど咲くまではもう少し…

2024年5月5日日曜日

朝、レイクルイーズへ

 ゴールデンウィークがここにとってゴールデンでなくなって久しいです。

コロナ禍以降ツアーが少ない分、ミニバスの運転仕事で食いつないでいる感があります。

今朝も豪華列車の送迎の為にレイクルイーズのホテルに行きました。日照も長くなったので暗いわけではありませんが、早朝のドライブです。


朝日があたる雪の山並みを見ながら走るこの時間、贅沢ですね。


キャッスル山の横で大きなグリズリーを見ました。おそらくこれはボス(#122)でしょう。
通りかかる車も少なく、悠々と通り過ぎていきます。


ゴールデンウィークにはまだ氷に覆われたレイクルイーズ。
静かなこの時間、青白く見える氷河が美しい。

2024年5月4日土曜日

鳥見、バードウォーク

 今シーズン3度目のコミュニティバードウォークへの参加。

実は前の晩の仕事が遅くて参加できないかなぁ~なんて思ってたんですけど、お天気もいいし、先週と比べても格段に鳥の声が増えてきたし、出かけてみました。

バードウォークの集合場所までは家から歩いて20分ぐらい。ボウ川を渡っていきます。

太陽の周りにうっすらと虹がかかっています。ハロー(Halo)と呼ばれる光学現象です。


集合場所に着く直前、すぐ近くの木にキガシラムクドリモドキ(Yellow headed Blackbied)の♂とハギマシコ(Gray crowned rosy Finch)が止まっていました。
厩舎の近くに降りてきたキガシラムクドリモドキ

参加者は自由かつ気ままに鳥を探しながら歩きます。
水鳥たちが良く集まる湿地の池。今日はわずかにハシビロガモのつがいが見られただけ。

鳥見をしながらも花を見ることは忘れません。水の中から顔を出すフキノトウ(Sweet Coltfoot)

スタート時で̠⁻3℃。穏やかで温かい日差しの中を歩きました。

ボウ川に漂う夏羽のハジグロアビ(CommonLoon)
クローズアップするとこんな鳥、目が赤いんです。

数日前までの雪の影響で群れとはぐれたのでしょうか、1羽だけハクガンがカナダガンの中にいました。バンフでハクガン(Snow Goose)を見るのは珍しいです。名前の通り雪の様に白い鳥です。

5月、タウンゼンディア

 今日は夕方から夜までお仕事なのでその前にそろそろ咲いているであろう花を探しに少しだけ出かけてみます。

日当たりの良い丘の斜面に丈の低いキクの仲間が咲いています。

まだ蕾もあるけれど、満開といっていい層巣でした。
そこかしこに小さな塊を作って咲いています。

Hooker's Townsendia (𝘛𝘰𝘸𝘯𝘴𝘦𝘯𝘥𝘪𝘢 𝘩𝘰𝘰𝘬𝘦𝘳𝘪)
和名は無いのかな。キク科タウンセンディア属

まだ周りの草も緑になってないのに花を咲かせています。

まだオキナグサの仲間、プレーリークロッカスも咲いています。

この写真ではわかりにくいかな、フードゥーという土柱がある日当たりの良い丘のトレイルです。

遠き春も少しづつ近づく…