2013年1月27日日曜日

ホッケー観戦、そしてシロフクロウ。


今シーズンの組み合わせの中で最も遠いチームとアウェイでの試合に臨みます。いつもお世話になっているチームメイトのご両親から“うちは泊りがけでいくから、一緒に連れて行くよ。”っていうありがたい言葉をかけていただいたんですが、お休みをとって片道約400kmを運転して観戦に出掛けます。だって、途中でシロフクロウが見られるかもしれないんですよ。
まだ暗い早朝に出発。カルガリーの市内を通過している時に道路際の木に止まるアメリカワシミミズク(Great  horned Owl)を見つけました。幸先は良さそうです。途中で夜明けを迎えるわけですが、まだ暗かったことと試合の時間が迫っていたのでフクロウを見つけてもゆっくり眺めている時間は無く、写真も撮れませんでしたけど、シロフクロウ(Snowy Owl 5羽を確認しました。
風邪や怪我のおかげでいつもより人数が少ないチームでしたが、今日の試合は7-1の快勝でした。うちのチビスケもがんばってます。
帰路は少しだけ寄り道をしながらシロフクロウを探します。
ハイウェイ脇の木に止まっていたシロフクロウ。先シーズンも同じ木に止まっているシロフクロウを見ました。電柱ではなく木に止まっている姿はなかなか見られないんですよ。あまり近づけなかったので画像は少しクロップしています。
近づいたりはしなかったんですが、眺めていると飛び立っていきました。不意をつかれたのでかなりピンがあまいですが飛び姿を1枚。
行きがけに見つけた辺りで帰りも見かけました。逆光の電柱に1羽。
いつもの場所に向かいます。いずれも道路からはかなり距離が離れていたので証拠写真程度ですが、オスを2羽見つけました。もっと近くで見たかった…。中央付近の白い雪だるまみたいなのがシロフクロウです。
 次はもう少しじっくりと観察したいですね。



2013年1月14日月曜日

スノーバード

吹き荒れるシヌックのおかげで気温の上がり始めたカルガリー方面に買い物を兼ねて、久しぶりにカラフトフクロウを探しに出かけて見ました。シロフクロウを探しに行く人が多いせいか、最近とんと目撃情報が載ってきません。
カルガリーの北西を探すんですが、北に向かうほどに降雪が多くなってゆきます。視界は悪くなっていく一方ですが、あきらめずに目的地を目指します。以前にも見つけた場所で、遠くを飛ぶフクロウを見つけるも森の奥にはいってしまって撮影はならず。残念でした。
お昼ごはんを食べながら少し粘ってみます。今日の昼食は味噌汁おじや。このサーモスは保温力がいまいちでしたね。
フクロウを探しながら、車を走らせていると大きな鳥が道を横切って、木の梢近くに止まりました。エボシクマゲラ(Pileated Woodpecker)のオスです。
買い物に向かう前に今年注目のシロフクロウスポットへ。残念ながらシロフクロウは見えませんでしたが、ケアシノスリが先日と同じ木に止まっていました。
牛の放牧場には2千羽ぐらいのユキホオジロ(Snow Bunting)がいました。ケアシノスリが飛び立つとユキホオジロたちも一斉に空へ上がります。水族館のイワシの群れの様に大きな群れが不規則に形を変えながら飛ぶ様子は迫力があります。
静まらないと思ったら、ハヤブサが群れの中を通っていきました。少し先の電柱にハヤブサが止まっているのを見つけました。おそらくソウゲンハヤブサ(Prairie Falcon)でしょう。
落ち着いたユキホオジロの群れがまとまって木に止まります。
近くの放牧地にはカナダガン(Canada Goose)の群れも降りています。
帰り道にもう一度、フクロウをチェック。やはり姿が見えません。縄張りを変えてしまったんでしょうかね。でも、やはり同じ木にケアシノスリが止まってました。
そして、レインボウならぬスノーボウです。
今日一番の収穫は、これですかね。

2013年1月7日月曜日

クロカン 20km

フクロウ探しの昨日の今日でケミカル隊長の田中さんにクロスカントリー・スキーに誘っていただきました。夏も冬もお互い忙しくて、なかなか遊びの予定が合わないんですが、お休みの奥様が誘ってくれました。ありがとう、啓子さん。(田中ちゃんもね。)以前から、彼のブログにはよく登場しているカナナスキス・カントリーできれいに圧雪されたコースを楽しんできました。
朝一番は途中のインフォメーションでコースのグルーミング状況を確認して、いよいよコースへ。きれいに圧雪されてスキー用の溝が切られています。
気温はもちろん氷点下ですが、身体はすぐに温まり、上着を脱いで温度調整します。
快調に滑る二人。
途中のベンチで昼食。身体が冷え切ってしまう前にさっさと出発するんですけどね。
トレイルの途中で記念撮影。うちの子供と奥さんは似合わないって言うんですけど、新調したオレンジ色のクラウドベイルのソフトシェルが快適でした。
怪しい格好してますが、写真撮影中ですよ。
滑走距離、19.3km。それだけ気温も雪も快適で、気持ちよく滑ることができたってことなんですよね。誘っていただいたお二人に感謝。また、是非お付き合い下さい。
顔出し、名前出しの許可は取ってないけど、いいよね。あんまり読者も多くないことだし…。

招福、ケミカル新年の事始。シロフクロウです。

最近どうもタイトルが長くなる傾向がありますね。ケミカルとは気の合った友人達のことです。愉快でなかなかに個性的な面々です。詳細は“小粒さんのブログ”をご覧下さい。
それはさておき、シロフクロウ(Snowy Owl)です。年始の鳥見といえば、ひたすら平原を走りながら探すシロフクロウ探検隊です。
なかなか予定が合わないメンバーが見事に集合。カルガリー方面にシロフクロウを探しにいきました。ここ数年は目撃データを集めることで飛躍的に確認率を上げています。カルガリーの北東方面に出掛けることが多かったんですが、今回はあえて違う地域を探検します。
最初のフクロウは平原の中を通る未舗装の道路際。遠い遠い。これは500mm800mm換算)レンズで撮ってます。
同じフクロウのデジスコの画像。結構大きな個体で胸や頭の後ろの模様を見るとメスのようです。
尾羽の方を持ち上げたと思ったら、飛び立ちます。これはクロップしてます。
平原を走っているとどうしても中だるみの時間ができるんです。なかなか次の鳥は見つからないし、お昼は食べたし、眠くなるし。でもこのメンバーにはいつものパターンなど関係ありません。きれいな雪の平原を見つけたら、変なシロフクロウになる…。
きれいな雪原が広がっていれば跡を残す。
2羽目のフクロウは実は道路際に降りていたんです。さすがに誰も気付かず。近づいた車に驚き飛び立ちました。電柱に止まったので慎重に遠くから狙います。
電柱のすぐ下を通り抜けて反対の順光の方へ移動。残ったジョ~さんは接近を試みます。この後、ジョ~さんいい写真撮ってましたよ。
デジスコのズームを使って撮影。クロップ無しです。白くなりつつある若いオスのようです。
偽フクロウで盛り上がり、きれいなシロフクロウを見て大満足だったんですが、今回の懸案のひとつ、カルガリーよりも西の場所を確認に行くと日暮れ間近に3羽目の登場です。珍しく木の上に止まっていました。
これは夕焼けの雲を背景にした4羽目ですが、場所を考えると3羽目と同じ個体かと思われます。
近づいて少し大きく。これはクロップもしてます。
今シーズンのフクロウ探検隊は毎回シロフクロウを確認していますが、1日に3羽も見られたのは始めてでした。良い新年の幕開けになりました。
恐るべし、ケミカルの力。

2013年1月1日火曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。新しい年はコロンビア大氷原へのツアーで始まりました。晴天に恵まれて冬のカナディアンロッキーの美しさを改めて感じるそんな1日になりました。
山に囲まれたここでは初日の出を拝むのは難しいですね。代わりに朝焼けに染まる山々を眺めるモランツ・カーブへ。
レイク・ルイーズはやっぱり朝に見ないと…。
氷河の形が、鳥の形が浮かび上がって見えますか?
氷河の上に広がる空は蒼く。
元旦のバンフの街。
さむっ、翻るカナディアンフラッグ。
春に帰省した時にいただいた日本酒。ありがとう、おのでん。
炬燵でおせち料理に日本酒、お雑煮も。お正月だね。
本年もよろしく願い申し上げます。