2017年12月2日土曜日

魅惑のレイクルイーズ 2017年

ツアーの合間に撮ったレイクルイーズ。秋の景色が無いのが少し残念。
晴れていても、曇っていても、青くても、白くても…、ここはいつでも綺麗。好みは分かれるところですが…。

1月、厳寒の頃。
湖は凍り、雪に覆われています。ルイーズ・クリークの流れ出しにだけは氷河の映り込みが見られます。天使の羽もたくさんできますよ。

同じく1月の曇り空。
シャトーの庭では氷の彫刻の大会が開かれます。これはカナダらしい雪像です。

2月、アイス・キャッスル
雪かきをして作ったスケートリンクに現れる氷のお城。

気温が上がり始める、3月
湖は巨大なガリガリ君に。今年も味見はしなかった…。

4月、春は日差しが強くなる。真っ青な空と曇りの景色を同じ映り込みの構図で。
日毎氷が少なくなるような、強い日差し。
曇っていたって綺麗さ。

5月、さらに氷が減る。
レイクルイーズは色よりも映り込み。

6月はタンポポと。
そして、氷の消えた後の蒼。
庭にはポピーが咲く。
夏至の頃。日差しは更に強く。

7月はハイキングの時期。
ビーハイブから湖全体を眺める。
フェアビュー・ルックアウトからはシャトーと一緒に。

8月、火事の煙の影響が少し。

風向きによっては影響なく。

今年の夏は人と車の数が多くて、湖をのんびり楽しむという雰囲気ではなかったですね。冬の凍った湖の静けさが本当の良さだと思うのは歳をとったせいだろうか。

2017年8月19日土曜日

ピカを探せ 解答編

上級編は“ズルい”という声が聞こえてきそうですが…。
解答です。上級編のピカを見つけられた人は“えらい!すごい!”。
中央を拡大するだけで見つかるんですけど、画像が荒くてわかりにくいんです。岩の上に止まってしまうピカの習性みたいなものを知ってると意外と簡単に見つかります。
元画像と比べてみて下さい。

解答 初級編

解答 中級編

解答 上級編

そろそろ冬ごもりの支度に忙しいピカたちは簡単に目撃できるようになってます。
シーズンが終わる前にもう一度ぐらい“ピカを探せ”をできたらいいかなぁ。

2017年8月2日水曜日

ピカを探せ!

ごくごく一部の方に大好評につき、「ピカを探せ!」第2弾です。今回の画像はすべてiPhoneで撮っているので、それだけで十分難しいでしょう。
見つけても賞品はありません、褒めてあげますけど。

初級編
簡単すぎますか?

中級編
あっ目が合っちゃった?

上級編
難しそうで、意外と簡単かも…。

ピカはアメリカナキウサギ(Pika、Ochotona princeps)の事で、ハムスターに似てますが、ウサギの近縁種です。ピカチュウのモデルではありません。

夏のキャンプに行ってきた。7月24日 - 26日

バックカントリーへキャンプに出かけてきました、いつものメンバーと。
ここ数年は9月の始めに出かけて雨にたたられてばかりだったけど、今回は7月、しかも天気予報は晴天なり。しかし、バンフの周辺は近年例をみないほどの混雑でキャンプ場はどこも一杯です。
結局、たどり着いたのは4年前に訪れたあのキャンプ場。今回は中村と出かける最後のキャンプになるかもしれない…。奇しくも中村に田中家とのキャンプ日程を教えてもらって、バックカントリーのキャンプを始めるきっかけになった場所でした。

朝靄の中にムースを見つけます。他にもクマやライチョウやナキウサギ、マーモットにも会いましたよ。

バンフの近くの火事の影響もなく、青空のもと歩き始めます。
目的地は15km先、しかも途中には中村が“修行”と呼んだ長い登りが…。
長い登りを超えてしまえば、絶景のメドウが広がります。
キャンプサイトはこんな感じ。すぐ近くに澄んだ沢が流れていて、渓谷があります。
海抜2200mを超えるキャンプ場、翌朝には霜が降りてました。

2日目は前回同様ノース・カナナスキス・パスへ。前に来たのは8月も終わりの頃であまり花を見た記憶はなかったのだけれど、今回は夏真っ盛りで花もたくさん咲いてます。
真っ青な空に向かってたくさんの花々の咲く斜面を登ります。

たくさんのウサギギク。(Cordilleran arnica、Arnica mollis かな?)

花の跡だけどアネモネ(Western anemone、Anemone occidentalis )もたくさん。

ドラえもんマクロで撮ったマンテマ属(Moss campion、Silene acaulis

峠から花につられてさらに斜面を登ってみます。
花を撮り、岩に登ってはしゃいでみます。
こんな気取った写真も田中ちゃんが撮ってくれていました。

歩いてきたのは半日だけで、残りの半日は沢の近くでまったりと過ごしました。動画撮影で事件が起きましたけど。(笑)
こんなツーショットはかなり珍しいかも。

最終日の朝、中村が浸かった沢の映り込み。
帰路のメドウでみんなとワイドレンズで自撮り。
距離が長くてへばったけど、とても楽しかった、いいキャンプだった。

ありがとう、中村。今度は秋に来るぞ、ここ。

2017年7月11日火曜日

トラムウェイの花

7月中旬のいいお天気のウィスラー山に上れるのは何年ぶりだろう。しかも仕事で、ゆっくり花を見られる時間もあるなんて…。
皆様が花に興味があるかどうかはとりあえず置くとして、昼食までの時間をお花を見る散策にしました。

目立つのはチョウノスケソウ(Dryas octopetala)。たくさんの花が咲き誇っています。

そして、この時期に目立つのはマンテマの仲間(Silene acaulis)。コケマンテマというのはこの花の和名といっていいのだろうか?

イワヒゲ(Cassiope mertensiana

今回、意外に思ったのはコケモモの花が沢山咲いていたこと。少し花の形が違うのがスピリットアイランドにも咲いてた。(Vaccinium vitis-idaea

なかなか見る機会のないシオガマの仲間(Pedicularis lanata)や、

マンテマの仲間の白花が見られたのも良かった。

この小さな小さな花も好きです。(Andorosace septentrionalis

ツアーの仕事中だったので、今回はiPhoneで撮影したものをクロップしています。一眼レフを持って行った方がよかったかしら…。

カムループスからビーバー街道へ…

ツアーの仕事でカムループスへ。記録を残しておかないとね。

7月8日 カムループスからジャスパーへ。
まずはリバーサイド・パークへ。宇治市と友好親善都市なので公園には鳥居があります。
鳥居に至る道はUJI Way。宇治市にはカムループス通りがあるそうです。
公園内に咲いていた見慣れない花。
豆のようなシードポッドがぶら下がっています。アメリカキササゲ(Catalpa bignonioides)のようです。
クリアウォーターのシェルでトイレ休憩。ブルーリバーのエレノアレイクで持参のサンドイッチの昼食と思ったのですが、蚊が多くてバスの車内に退散。
昼食後はロブソンヘ。
山火事の影響で多少霞んでいるもののはっきりと見えました。
さらにジャスパーを目指します。
州境が近づくとフィッツウィリアム(Mt. Fitzwilliam)が見えてきます。

7月9日 ジャスパー観光
ピラミッド湖はやっぱり朝のうちに行って、映り込みを見たいですねぇ。
この日はあまり早く出ていないので結構波立っていたんですけど、その辺りはテクニックでカバーしました。
午後からはマリーン湖へ。久しぶりのクルーズです、ジャスパー国立公園で一番有名な景色を見に行きます。

7月10日 トラムウェイ、そしてコロンビア大氷原へ。
昼近くにホテルを出て、トラムウェイで上って昼食。残念ながら景色は山火事の煙のおかげでかなり霞んでしまいました。
トレイルではマーモットが愛嬌を振りまいています。
お泊りはアサバスカ氷河の目の前。氷河と花の景色を2通り撮ってみました。
ペイントブラシと、
スィートベッチ。
混雑したバンフを離れて少し変わったコースに行ってきました。カムループスに泊ったのも初めてなら、ツアーをしたのも初めてでした…、ここだけの話。