今シーズンのハイキングツアー第一弾が無事?終了しました。あまりお客様にブログのことは紹介してないんですが、今回は皆さん楽しみにしてくれるようですので写真入でレポートしておきましょう。まとめて載せたのでいつもより長めです。
第一日目。この日の花はカラフトアツモリソウ(Yellow lady’s slipper)。
足慣らし程度に…と思いながらも結構登りましたね。日当たりの良い斜面はたくさんの花でした。チョークチェリーの香りを憶えてますか。
第二日目。この日の花は黄色のカタクリ(Glacier lily)。
例年に比べると残雪の多い今年の6月は予定コースの変更を余儀なくされます。カタクリの花で有名なヒーリーパスもまだまだ雪だろうなぁ。…っということでカタクリを見に行きました。天気予報もあまり良くなくて雨の中のハイキングでした。でも、目的地に着く頃には雨もあがり、晴れ間も見えてきました。ヨーホーマジックですね。
まだまだ咲いてるヒメホテイラン(Venus slipper)。
カタクリの咲く道を歩く。
湖で記念撮影。
第三日目。レイクルイーズでの展望ハイキングの予定でしたが、出発までは景色が見えていたものの、歩き始めると天気予報どおりに雨になりました。高みには雪も残るトレイルを展望台へ。雨の間隙を逃さず、短めの昼食です。
せっかく咲いたキンバイソウの仲間(Globeflower)が水に覆われた水中花になってました。
ハイキングを終えて移動し始めるといいお天気になってきました。氷河もこんなにくっきりと見えます。
第四日目。この日の花はモスキャンピオン(Moss Campion コケマンテマ)。
巨大な氷河を望む、絶景ハイキング。日当たりの良い斜面の登りにほとんど雪はなく、お花を見ながら快適に進みます。
途中に咲いていたForget-me-not(ワスレナグサ)。
峠の手前から雪が多くなり、昼食。ウォーターメロンスノーの上で記念撮影。
第五日目。この日の花はウエスタンアネモネ(Western anemone)。
切り立つ岩の山、絶壁にかかる氷河、そして青い湖。最終日のハイキングはこれぞカナディアンロッキーという景色が広がるバレーオブテンピークスへ。やっぱり天気予報が芳しくなかったので出発を早めて雨の来る前に歩いてしまおうという作戦。この日の目標はカッパを着ないこと?!
トレイルにいるマーモットを遠くから眺める皆さんと氷河を載せたテンピークス。
雪解け直後に咲くアネモネがまだ新鮮な姿をたくさん見せてくれている道を楽しんでいただきました。
雨に降られた日もあったけど、”楽しかった”とおっしゃっていただいて…。また、ぜひ夏の花を見に来てください。
私もとても楽しかったです。ありがとう、皆さん。
おまけ。今回見た動物達の中から、いくつか載せておきます。
なぜかウサギ(Snowshoe hare)がよく姿をみせてくれました。
ハイウェイを歩くオオカミ。
トレイルで出会ったハリモミライチョウ(Spruce grouse)。
皆を恐れて私に近づいてきたマーモット(Hoary marmot)。
最終日、終点近くで一生懸命に松かさをかじるリス(Red squirrel)。