秋の紅葉ツアーも落ち着き、すっかり暇になった10月最後の週はほとんどお休みに。気温も下がってきたので湖が完全に凍結してしまう前にハクチョウを見に行きましょう。秋の陽気が良かったせいか今年はハクチョウの渡りもいつもの年より遅いような気がします。
風は強いけれども水深の浅いこの湖はハクチョウやカナダガンには格好の休憩所模様です。今日も200羽あまりのハクチョウが見られました。湖が凍り始めたこと、風が強いことで距離は離れてしまいますが、デジスコでじっくり眺めてみます。
肉眼で見た感じはこんな様子です。ちなみにこれは300mmズームのデジカメ(APS-C)です。
デジスコで撮るとこんな風に。数が多いのはアメリカコハクチョウ(Tundra Swan)のようです。
身体全体の大きさの違いなどは分かりづらいのですが、デジスコで撮って画像でみると細かな違いに気がつきます。今回見た鳥たちも良く見ると違うんです。
TundraのEurasianタイプ(Bewick’s Swan)、西部にはめずらしいらしい。
…といった具合です。時折聞こえる声をききながら、しばらく眺めていました。
画像をPCに取り込みながら、ふとカル姉御のブログを見るとなんとGGに大接近ではないですか。こんな画を見せられて、しかも場所がバンフというならば、行くでしょう。やっぱり。
朝から出かけてみましたが、姿は見られず…、残念。ホッケーの試合に出かけるまでのんびりとしていると、やっぱり出かけてしまった田中ちゃんからなんともうれしそうな “いるのよ。目の前に。今。”という電話が…。もちろんもう一度出かけます。
たくさんのギャラリーに囲まれて道路標識の上に立つGGがいました。注)GG= Great Gray Owl = カラフトフクロウ。
まん丸の顔と蝶ネクタイのような模様に特徴がある北米最大のフクロウです。
何とか飛び姿を撮ろうとがんばったんですが、まぁ、難しいですね。
一飛びごとにギャラリーは減り、最後は田中ちゃんと二人で眺めてました。
羽ばたいても音のしない翼と見事なカモフラージュのこの鳥を森の中で見つけるのは至難の業ですね。…でも来週の仕事が始まる前にまた探しに行こうかなぁ。